こんにちは、Phoenixのよこいです。
ネットショップがリニューアルして約2週間ほどとなりましたが、
みなさま、お使い心地はいかがでしょうか?
今日は久しぶりに革の紹介です。
しかも約8年ぶりとなるデッドストック革の紹介です。
いや〜、革屋ってほんと楽しいわ〜
Phoenixを古くからご存知のお客様にとって、
デッドストック革の紹介と聞くと「懐かしい〜」といったリアクションになるかもしれませんが、
調べてみると8年前にこんなブログ書いてます。
《革》ニッピのデッドストックレザー再び!
こちらのブログにもある通り、基本的にはPhoenixは
定番の革を取り扱っていて、お客様の欲しい時に欲しい量だけ買える店、としてやっています。
でもたまにこういうことってあるんですね。
今回も、出入りの革問屋さんの倉庫を見せてもらっている時に発見しました!
宝探しでお宝を見つけ出した時のような気持ちです☻
今と昔の製革事情を話し出すと長くなりますが、
今では手に入らない高品質な革を昔は作ってたりしました。
古き良き時代、とか言いますが、今見るとあまりに良さにため息がでたり。
もちろん古い革=良い、というわけではありません。
そこはお気をつけください。適切な保管状況でないと革は傷んでしまいますのでね。
そんなこんなで今日はそんなお宝のご報告です。
問屋さんでも詳細がわかりませんが、おそらく7~8年くらい前の革ではなかろうか。とのこと。
カーフの中でもおそらくベビーカーフだと思われます。
※補足
特にヨーロッパでは生後2年未満の牛革を「カーフ」と呼びます。
日本では生後半年までの革を「カーフ」
生後半年から2年未満の牛革を「キップ」と呼びますので、
ヨーロッパの革で100DS未満のカーフは「ベビーカーフ」と呼んだりします。
日本とヨーロッパで基準が違うんですね。ややこしい。
カーフ(ベビーカーフ)の特徴としてはやっぱり銀面のきめ細かさです。
銀面はもとより、床面ですら非常に滑らかです。
毛穴の数って生まれてから年を取っても変わらないらしいので、それで滑らかなのかな。
赤ちゃんのお肌もすべすべですしね。
革になってもそこは変わらないようです。
さらに今回の革はタンニンなめしで、染料染のPhoenix好みw
銀面も非常に自然な風合いで、
元は靴用に仕入れられていたようですが、厚みが0.8mm upですので、
小物の製作にも使えるのではないかと思います。
ただ、残念なことに、長期間の保管で、革の端の方に
シワが入ってしまっているものが多々見受けられます。
なんともったいないこと。
ただ、端の方ばかりなので、中央部分はきれいです!
調べてみたところ、INCAS社に同様の革のラインナップがないので、
詳細が不明ではありますが、いずれにせよ再入荷無しのデッドストックとなります。
色は写真のブラウンのみで、入荷数も11枚のみです。
早い者勝ち、というのはあまり好きではないのですが、
4月11日(月)正午ちょうどにオンラインショップに掲載しますので
売り切れ御免でお願いいたします。
商品名:タンドベビーカーフ
なめし:タンニン鞣し
仕上げ:染料仕上げ
厚 み:0.8mm~1.0mm前後
大きさ:70~90DS前後(ベビーカーフ)
DS単価:¥145(税込)
カラー:1色
焼印率:0%
カット:不可
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