2020年9月9-11日(水曜~金曜)に開催されたライフスタイルウィークの雑貨エキスポを見てきました。
国際 雑貨 EXPO【関西】 | ライフスタイル Week【関西】
リード エグジビション ジャパン社が東京でよく開催している展示市盛りだくさんの中の一つですね。今回関西初開催ということで、なにかおもしろいネタないかな、とか、コロナ禍でどのように運営しているかを見に行ってきました。
目次
コロナ禍でどうなったか
このリード エグジビション ジャパンさん主催の展示会は数年前から企画していただろうし、今回関西初開催というのにコロナにぶち当たってしまい、ほんとに同情。(ヽ´ω`)
ただ、コロナ禍で大変だけど中止にしなかったのはさすがだな、と思うわけで。コロナ禍でどのような対処をしていたかをちょろりと紹介。
すべての入り口に体温測定
リード エグジビション ジャパンのイベントは雑貨エキスポ、のみならず今回などは下記の20ほどの展示会を同時開催しています。これらを関連する展示会複数を1つの館に入れて開催します。
[関西]スマートグリッドEXPO
[関西]バイオマス展 ~ 燃料・発電システム・熱利用技術 などが出展 ~
[関西]太陽光発電展 ([関西]PV EXPO)
[関西]二次電池展(バッテリー 大阪)
【関西】 Web販促EXPO
【関西】 営業支援EXPO
【関西】 看板・ディスプレイEXPO
【関西】 広告宣伝EXPO
【関西】 店舗運営EXPO
【関西】 販促EXPO
COSME OSAKA([国際] 化粧品展 大阪)
国際 インテリア雑貨EXPO【関西】
国際 ファッション雑貨EXPO【関西】
国際 ヘルス&ビューティグッズEXPO【関西】
国際 雑貨EXPO【関西】
国際 文具・紙製品展 ISOT【関西】
今回などはインテックスを4館以上使って開催しています。
ってことは、それぞれの入口ごとに上記の体温測定コーナーを授けています。
追跡システムのおすすめ
厚生労働省のcocoaではなく、大阪コロナ追跡システム導入を勧める看板が至るところに貼られています。
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Application|厚生労働省
「どっちか入れておいたらいいの?」という質問を受けたら「どちらも入れておけ」と答えるようにしています。
入り口でもらったIDケースは返却禁止
終了後に受付でもらったIDケースを返却しようとしたら「お持ち帰りください」と。
邪魔だからそちらで処分しておいて、とお願いすると「コロナの影響で受け取れないんです(´・ω・`)」と。
あぁ、なるほど!受付のおねーさんも出来る限りの接触を避けているわけですな。
医者待機の看護室の設置
お医者さん待機の看護室設置。体調不良の場合はすぐに行ってください、とのことでした。
リード エグジビション ジャパンのコロナ対策は下記サイトにてまとめられています
緊迫の中、「第24回 神戸 国際宝飾展」 が成功! ~ 出展社、支援企業、会場、神戸市から 安堵と喜びの声 続出 – リード エグジビション ジャパン 株式会社
「コロナ禍が収まるまで待っておこう」という考え方はもうそろそろきついわけで。
「コロナ禍と付き合って生きていくしかない」と社会が悟ったときに、コロナ対策のノウハウを積んでいる会社は強いだろうな、と思います。
で、雑貨エキスポ雑感
雑貨エキスポは「ライフスタイルウィーク」という名称の1館の中で下記のエキスポ全部混在の中で行われています。
インテリア雑貨 EXPO
文具・紙製品展
インテリア雑貨 EXPO
雑貨 EXPO
文具・紙製品展
インテリア雑貨 EXPO
雑貨 EXPO
ライフスタイル Week【関西】| リードエグジビションジャパン
ふらっと見ているとやはりコロナの影響で出展を見合わせているブースもそこそこあります。
ただ、来場者は少なかったか、というとそうでもないですね。コロナ禍の中でもこれだけの人が集まっているならば大したものです。
今回は化粧品以外のエキスポを全部見てきました。建材関係で革使えないかな、と思いましたが、ちょっと違うなぁ、ここは。化粧品関係も食わず嫌いせずに見ておくべきだったかな、とちょっと後悔。
版いらずの箔押し機
フランスにあるグラボテック、という会社。代理店本社が兵庫県にあり、東京福岡愛知県にショールームがあります。
彫刻機・刻印機・レーザーマーカーの世界最大メーカー: グラボテック株式会社
で、今回紹介の箔押し機ですが、M40Friendlyという機種
本来の用途は製品や鉛筆などへの文字入れですな。
メリット
・版が要らない。活字がいらない…PCのみで運用可能
・パーツを外せば10cmの高さのパーツまで加工が出来る
・イラストレーターなどのデータも変換で利用可能
・紙、革、合皮以外にも木材、布などにも可能
デメリット
・本体66kg、大きさが60*90*40cm前後。でかくて重い。
・お値段が100以上。ん~と、新品漉き機4台分くらいかな
・版+従来の箔押し機に比べると時間がかかる。
気づいた点
・動画やくまモンが映っている写真では箔シートが載っていない状態で撮影しています。
使う際には従来の村田金箔などの箔を上に乗せて仕様します。
・構造的に「温度調整して熱した針先で素材の上の箔をなぞっていく」というシステム。
そのため面部分は「何度も何度もなぞる」という方式になるため時間がかかる。
・型押し的な用途は不可能
熱した先端をグッっと押し付けて素材に圧力を与える、というほど力強くはない。軽い凸凹は与えられるが、革の世界で言う型押しレベルの圧力は不可。軽く凹ませるのは紙くらいならば可能と思われる
・上記のくまモンのカードはA4 1枚に4枚を箔押し。このa4 1枚やろうと思うと2時間弱はかかる、とのこと。
、、というようなことを考えると量産よりも「この場でお名前入れますよ」とか「製品パーツにシリアル番号を入れる」などにはいいかな、と思います。
製品への名入れやシリアル連番などの箔押しは非常に容易になります。
ただ、箔押しって対象とする革の仕上げより温度や圧力なども微調整が必要なので、この機械あるからって「人様からの品を預かって名入れだけで商売ができる!」というのはおすすめ出来ないですね。箔押しやさんがこの機会を導入は鬼に金棒でしょうなぁ
村木るいさんの「人に話したくなる革の話」 あなたが見る革に押されたブランドロゴの影にはこんな苦労がある。箔押し屋という仕事 | | JLIA 日本皮革産業連合会
カタログ 公式HP内
コンピュータ箔押し機 | Gravograph IS400 箔押という機種が今回見たものです
ぐるぐる回る自動撮影システム
台湾の会社。代理店が秋葉原にあるようで。
社内で撮影できる商品撮影システム – Ortery Japan
商品を置くとぐるんぐるんと回転して撮影してくれる。
これによりwebショップで増えてきた「商品写真を自分の手でぐりんぐりんと回す」ということが可能。
聞いた点
・PCと連動しており、PC画面から撮影物を確認しつつ、被写体深度や明かりも調整可能。
・自動回転台があり、静止画動画両方撮影可能。
・動画撮れるならば静止画いらないんじゃないの? 「静止画のほうが画像の情報量が多いんですよ。」
・ぐるんぐるんの回転台がつくとつかないで漉き機1,5台分の差が出る。回転台たけぇな!
・撮影後数秒で背景のトリミング可能。早くてまぁびっくり
メリット
・撮影の手間暇の軽減化
・写真の標準化が容易。実際に見て「うぉ、これすげぇ」と思わずうめく。
デメリット
・カメラは付属せず。指定のカメラを購入しなくちゃいけない。
・小物撮影用のブースで、お値段はやっぱり漉き機4台分くらい。
・それなりの数を日々撮影しないと意味がない。毎日撮影しないならば、これを持っている会社に外注頼むほうがいいんちゃうかな。
気づいた点
・最大のメリットは「誰が撮っても一定の品質になるようにノウハウを蓄積出来る」かな。
・アマゾンなどの一定のフォーマットが定まっている写真撮影のカメラマンは今後大変だろうな、と(-_-;)
もしこのblogみて購入された方がいたら
教えて下さい。ムラキが遊びに行きますので。(・∀・)
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