ロシア・ウクライナ情勢によるレザークラフト業界への影響について


こんにちは。Phoenixの横井です。

恐ろしい事態になっている、ロシアとウクライナの情勢について、
急ぎ足で情報を集めております。

今現在でわかっていることを下記にまとめましたので、ご参考になさってください。

先に書きますが、「影響はあります」

 

原油価格がどうなるか

ロシアは世界有数の産油国であり、特に欧州への供給を主としています。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/crude_much.html

https://oilgas-info.jogmec.go.jp/info_reports/1008924/1009123.html#:~:text=6%E6%9C%88%E3%80%81%E4%B8%BB%E3%81%AA%E5%8E%9F%E6%B2%B9,10.5%EF%BC%85%EF%BC%89%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82

今のところ、欧州各国からロシアに向けた経済制裁の品目に「原油」が入っていないのは影響が大きすぎるから、と推測されます。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000245633.html

しかしながら情勢が混乱し、ロシアが供給を絞ってしまうと原油高につながり、
ヨーロッパ輸送会社の運賃に影響が出る可能性があります。

 

インポートレザーへの影響

欧州原油高の影響がもっとも懸念されるのは「インポートレザー」です。
製造原価への影響、輸送時のコストへの影響が懸念されます。

今年1月より欧州からの革は原油高を背景に値上がりが進んでおりますが、
今回の事態によりより一層値上げになる可能性も否定できません。

この辺り、まだハッキリとしたわけではありませんが、備える必要はあると考えます。

その他の商品への影響

今現在の情報では、インポートレザー以外に直接的な影響の出る商品はなさそうです。

 

もっと広い視野で見た場合

今回の情勢を「民主主義国家と専制主義国家の有用性をめぐる闘い」とアメリカのバイデン大統領は明言しました。

https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20210405/pol/00m/010/008000c

記事にもあるように、この発言はロシアと中国に向けた牽制であると考えられ、
今後、火種が中国にも広がる可能性を含んだ発言だと思われます。
あまり想像したくはないですが、
もっとも恐ろしい事態を考えると、ロシアに続き中国でも同様の動きがあった場合は
影響が拡大してしまいます。

 

まとめ

情報が混乱しているところもあり、上記が全てではありません。時間が経つことに明らかになること、見えてくることが変わってくると思います。

Phoenixではクラフターの皆様への影響を最小限にとどめるべく情報を発信していきます。

全ての人々が平和に暮らせる日が1日でも早く訪れますように。。。

文責:横井

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