革を、糸で、縫う。
レザークラフトの工程ををものすごく簡単に言い表すとこうなる。
どんな工程を挟もうと一枚の革を変形させ、何かで固定して用をなす形に仕立てるということは200万年前の旧石器時代から変わっていない。
そりゃ糸に拘りたくもなるはずで、
糸選びだけで優に1~2時間は迷えてしまう。
というか単純にレザークラフトに纏わることは針も糸も何でも好きなのだけれど。
今日は台湾から入ってきた新しい糸を紹介したいと思う。
六花というブランドで、<リゥファ>と発音するらしい。
日本読みだと<りっか>や<ろっか>で雪の意味を持つ古くから使われている言葉。
興味がある人はGoogle翻訳で六花と入力して台湾風の発音を知ってみてもいいかもしれない。
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というわけで、気になる六花の使い心地や特徴について。
やまね個人的にも気になっていたので購入して試してみました。
台湾から入ってきた新しい糸、六花(リゥファ)
左がワックスリネン糸0.4ミリ、”レッドアガット 65”
右がポリエステル糸0.4ミリ、”ピンクチュチュ 11”
ネーミングがちょっと個性的でなんでやねんと心の中でつっこみながら
(他のも見てみてください)
注文したんですけど、来てみたら可愛かったので全然許す!(何様)
早速縫ってみた感じは
リネン——————————–
きゅっとしまった感じで縫いやすい。
縫い目が立体的に仕上がって綺麗。
毛羽立ちが全然ない。⠀
ポリエステル———————–
ワックス が多すぎないから撚りがくっきり見えるからしゅっと見える。
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ここら辺はインスタにも載せたんですが、
より伝わるかと、撚りに寄った写真を撮ってみました。(韻を踏む私を暖かく見守ってください)
撚りはZ方向(左撚り)です。
まずリネン。
毛羽立ちのなさ、わかりますか??
詰まってしっかりした糸なので糸が潰れず立体的な縫い目に仕上がります。
一番細い0.3mmもしっかり強いのでぎゅーっと引っ張っても全然切れません。
むしろ手が先に切れそうなくらいの強さ。
これがその0.3mmの縫い目。ぷりっとして可愛い!
次にポリエステル。
こちらも毛羽立ちゼロ。
ワックスが染み込んでるので少し透明感を感じます。リネン糸のような張りはありませんが柔らかすぎることなないです。べちゃべちゃしたの苦手だからこのさらっと感は嬉しいなー。
この二つは同じ倍率で撮影した0.4mmのリネン糸と0.4mmのポリエステル糸です。
同じ太さ表記なのにポリエステル糸の方がなんとなく太く見えますが、それはポリエステル糸は仕上がってから少しふわっと戻るからみたいなんです。
麻糸は天然繊維だし短繊維を紡いで糸にしているので撚った時に摩擦で戻りにくいのかしら。
そしてポリエステルは長繊維糸なので滑らかで丈夫だけど滑りの良さからワックスを引いていても少し戻ってしまう、、、ということなのかしら、、とやまねなりに考えたんですけど違ったらごめんなさい。
とにかく。縫いやすくて上手くなった気がする色の綺麗な糸という印象を受けました。
あとは世界最大級の第三者分析機関であるSGSの物理及び化学実験の非毒性、非退色の要件を満たしているということ、ヨーロッパの安全規格にも適合している、というところも推せる点です。
お取り寄せ商品ですので10日前後お日にちいただきますのでご注意くださいませ^^
(お取り寄せ商品についてはこちらをご覧ください。)
六花を試したくなったら
■太さ:Φ0.3mm、Φ0.4mm、Φ0.5mm、Φ0.6mmの4サイズ
■カラーバリエーション:各55色
■太さ:Φ0.4mm、Φ0.5mm
■カラーバリエーション:各48色
■サイズ
・Φ0.3mm…約150m
・Φ0.4mm…約80m
・Φ0.5mm…約70m
・Φ0.6mm…約50m
色数多いとあれですね、色んな色欲しくなっちゃいますよね。。困るわ〜
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