メタルスタンプを打つ時って木槌より金槌の方が良いんですか?
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”叩く”工具と”土台”がとても大事です!「重くて密度が高いもの」の方が環境が整います。
メタルスタンプに限らず、穴あけや金具の取付などの叩く作業と言うものは「叩く工具」と「土台」の関係が大事となります。
結論からいうと、どちらも「重くて密度が高いもの」の方が環境が整います。
詳しく解説します。
解説
まずは「叩く工具」から。
手元で操作しやすい「密度が高い叩く工具」という部分でいうと、おっしゃるように「金槌」が挙げられます。
こちらは重さも密度も兼ね備えておりますが、メタルスタンプなどと衝突することでメタルスタンプ自身も金槌も消耗していきます。
なので、「お互いの寿命を早めてでも叩く力がほしい!」という場合は「金槌」は最適解の一つです。
逆に「メタルスタンプの寿命はできるだけ伸ばしたい…」という場合は、打撃面の形状が馴染み消耗しづらい「木槌」が最適解の一つです。
(この木槌も大きくて重くて密度が高いものの方が叩く力は強くなります)
1500円程度の投資で効率が3倍良くなるのが実感出来る太鼓木槌 | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。
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次に「土台」。
いくら、叩く工具として優れている「金槌」を使用したとしても、土台がクッションのように密度がない土台だと力が発揮されません。
「叩く工具」の力を引き出すには「土台」も重要です。
例えば、机の真ん中のような「下が空洞な場所」よりも、下まで密度がある「支柱の上」の方が力が抜けていきません。
あるいは「畳の床の上」よりも「コンクリートの床の上」の方が力が抜けていきません。
弊社で販売しているブラッドウッドも、この「土台」という視点で「叩く環境を整える商品」です。
ブラッドウッド 通常サイズ(打ち台・土台)
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土台が整いましたらゴム板やステンレス板などを敷いてご使用くださいませ。
少し話が膨らんでしまいましたが、ご参考になりましたら幸いです!
まとめると「叩く工具と土台が大事!」
“叩くことだけを考えて環境を整えるならば「金槌」の方が優れていると言えます!
しかし「土台」の影響も合わせて考えると、もっと環境は整う!”という感じです✨✨
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