25年1月~ 大阪府主催 <革をまなぶ> 革のすべてがわかる!セミナー


大阪府商工労働部 中小企業支援室 ものづくり支援課による<革をまなぶ> 革のすべてがわかる!セミナーが開催されます。

目次

例年開催されていた「大阪府皮革業界総合研修」がパワーアップして開催されます

 1. 皮革・革製品のサステナビリティ(11月10日開催)
 2. 革の製造工程について(1月23日開催)
 3. これだけは知っておきたい革の特性(1月30日開催)
 4.【工場見学】皮革のできるまで(2月6日開催)
 5. 皮革と靴 ー 持続可能性の実現に向け、何が行われているか(2月14日開催)
 6. 動画でもテレビでも聞けない革の世界 野球グローブの生産現場を触って学ぶ(2月18日開催)
 7. これからの靴産業を考える(1月28日・2月4日開催)

詳しい情報や申込みは下記から

※申込時には下記大阪府行政オンラインシステムの登録が必須となります。

受講資格ありますが、

  • 大阪府内皮革関連業界の経営者又は従業員
  • 今後、皮革関連業界で開業又は従事しようと考えている方
  • 皮革関連業界に関心がある方

ということです。大阪府外でも皮革業界に関心ある方などは参加多分大丈夫だと思います。定員が満員の場合は大阪府の人が優先されるとは思います(;・∀・)

どこでやって、どういう内容なの?

セミナーによって開催場所が異なりますので下記リンク先を御覧ください。

2. 革の製造工程について(1月23日開催)は革の専門家による座学セミナー

> 革の製造工程について、どのような工程を経て皮から革になるか、鞣しを中心に分かりやすく説明します。革の動物の違いによる原料皮の特
>  性、鞣しの特徴、製造工程の製品革への影響と、製品革を原材料として使用する際の漉割り、裁断について革を作る側からの視点で解説します。
解説は中村氏、という革の専門家です。あくまで「革の鞣しの専門家」ですので製品に詳しいわけではありません。たとえあなたが革について消費者の立場であろうが、職人の立場であろうが、鞣しについてわかりやすく説明出来る方です。

 3. これだけは知っておきたい革の特性(1月30日開催)

> 『これだけは知っておきたい革の特性』について、クレーム事例から学びます。
>  長年に亘る革・革製品の試験・研究に携わる傍ら、苦情相談に対応してきた経験から、クレームを防ぐためには、不良品の製造や革製品の取り
>  扱いを誤らないように革の特性、特に、革の弱点について理解しておく必要性を強く感じています。革の染色堅ろう性、耐熱性、耐薬品性、水
>  分特性、仕上げ(塗装)膜の剥離強度等について取り上げます。
>  また、日本エコレザー基準認定制度がスタートして16年が経過しました。この制度の概要説明と成功事例を紹介します。また、今年度、制度内容が大きく改訂されました(JES➡➡JEL)。この詳細についても概説します。

こちらで解説の稲次氏は機関誌「革とはきもの」にて「クレーム事例から学ぶ革の特性」を連載中の方です。革製品dどういうトラブルが起きるか、というのに対しては国内トップクラスに詳しい方です。興味あるならば下記で「革とはきもの」はバックナンバーが見られますので御覧ください

台東支所出版物|支援・相談|台東支所業務案内<靴・はきもの>|東京都立皮革技術センター

 4.【工場見学】皮革のできるまで(2月6日開催)

>  株式会社三昌では、北米産牛革(ステア牛)、日本産牛革、山羊革、羊革を製造しています。染色工程から仕上げ工程に注力し、これらの工程に
>  ついては自社工場内で行ない、鞣し工程については協力工場で行っています。近年では環境に配慮した植物タンニン鞣し革やソフト革も製造す
>  ることで時代のニーズに合う様、多品種小ロット製造で安定した品質・納期に対応できるように努力しています。
>  製造工程を見学していただくほか、レザーギャラリーで展示している革についても見学対象とし、様々な仕上げバリエーションについて紹介します。

姫路のタンナー 三昌|レザークラフトなどで使用するヌメ革、皮革の販売店

姫路にあるタンナーさんです。

 5. 皮革と靴 ー 持続可能性の実現に向け、何が行われているか(2月14日開催)

>  洪水が多発するなど、地球温暖化を始めとする持続可能性(サステナビリティ)への取り組みは喫緊の課題。その一方で何が環境負荷を高める
>  かについて誤解もある。皮革は、その一つだ。皮革とは、何であるか、そしてその活用状況や持続可能性を実現するための取り組みを、①食肉
>  が皮を生み人はそれを革にした−−革は、最古のリサイクル製品②ゼラチン、コラーゲンは、革の友達③鞣し業界が取り組む環境負荷を低減する取り組み④靴における環境配慮の取り組み、以上四つを柱に明らかにする。

靴ジャーナリストの大谷氏による靴サイドの視点からの革の環境問題について解説してくれます。こちらの方はきちんと自分で勉強してアップデートを毎年されています。

 6. 動画でもテレビでも聞けない革の世界 野球グローブの生産現場を触って学ぶ(2月18日開催)

>  革製品は様々に存在しますが、触らない人は一生触ることがない革製品が野球グローブです。野球グローブに使う革はどういう革なのか?何に気を使うのか?合皮と革野球グローブとは何が違うのか。どれくらいの人数でどれくらいの数を作るのか。
>  実際に野球グローブ生産会社丸和さんの職人さんをお呼びして、写真を見つつ機械や工程を解説。さらには実際の野球グローブやパーツを持ってきてもらい、こだわりや特徴を解説してもらいます。

皮革コーディネーターとしてムラキが司会しつつ、野球グローブ生産会社の職人さんと座談会形式でお送りします。

 

 7. これからの靴産業を考える(1月28日・2月4日開催)

>  グローバル化、DX化、消費者ニーズの多様化など産業全般の経営環境が変化する時代に私たちはどう対応していけばいいのか。
>  基本に立ち返りつつ、事例検討を含めて新たな時代の靴産業の経営戦略を共に考えます。
2日開催の形式行われます。

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