SEIWAのトコノールが他社製品とどう違うのか紹介してみる


夏の話ですが、SEIWAさんの商品紹介講習を受けました。
お店さん向けなので普通なかなか聞けない話を聞きました。

SEIWAさん、ぶっちゃけトコノールと競合他社製品なにがどう違うの?具体的に言うとトコ、、

SEIWAさん「!!競合の名前出さないでくださいよ!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」

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トコノール – レザークラフトフェニックス ONLINE SHOP

使いたいときにすぐ使えて長期間保存しておいても大丈夫!

なんや、競合他社に負けるの?

「なんてこと言うんですか!うちは染料のSEIWAですよ?
当社のトコノールはすごくいい品ですよ!値段だけで見ちゃ駄目です」

どう違うん?

「他社、、もとい、昔々はふのり、という糊を使っていましたよね?」

せやねぇ。でもふのりはカビちゃったり中期間放置するとサラサラになってしまう。
ここらが欠点であるよね。

CMCなんかは粉で買うから液体単価考えるとものすごくお得ではあるんだけど、すぐに溶けないから使いたいときに使えないんだよなぁ。

「そうです!
ふのりなんて使う際には布で濾す必要性もありますからね。

ですからトコノール使うメリットは使いたいときにすぐ使えて長期間保存しておいても大丈夫!です。」

色が付いている、からいい。

「また、トコノールは無色でも乳白色の色がついています。
これによりコバ処理なりトコ処理をした際に『どこに塗ったか』を目視しやすくなっています」

あ、ほんまやね。
そういう意味で乳白色ツケていたんだ

「そうです!きちんと意味があるんですよ。

また、茶色・黒、という色があることでトコ処理と同時に裏面の染色も可能となります。」

でも裏面色落ちするよね?

「します。(´・ω・`)
だからその場合は表面コーティングをする必要がありますね。」

長期間毛羽立ちを押さえ込む

「トコノールは革の繊維の奥の奥まで入り込み、毛羽立ちを押さえ込みます。」

そこらはcmcやふのりも同じちゃうん?

「CMCやふのりは成分としては糊に近いんですよ。
そのため湿気があると緩んでしまい、毛羽立ちを押さえ込む力が弱くなってしまいます。

また、糊の成分に近いくせに糊としては弱いんです。
結果的に床面の上に薄い糊が乗っかっているようなもので乾燥したらパリッとした薄い膜が貼ったようになり、使う内に毛羽立ってきますよ。

だから、長期間毛羽立ちを押さえ込むのはトコノールが強いんです。

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ワックス配合で柔軟な皮膜を形成

以前blogで書いたけど、毛羽立ち押さえたいだけならレザーコート吹いてアイロンも手なんだけどねぇ。

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「トコノールは成分の中に天然ワックスも入っているんですよ。
天然ワックスで毛羽立ちを押さえると同時にしなやかさと丈夫さを出します。
これらはラッカーでは出せない効果ですよ!」

水溶性だから便利

「トコノールは水溶性のため、後からどんな仕上げ剤や顔料もお使いいただけます。
たとえば「コバスーパー」や「コーバー」を使うとき、トコノールで磨いてから乗せると、すでに平坦になっているところなので、一発でキレイなコバに仕上ります。」

平滑性が出るってこと?

「そうです!
ワックス成分も入り、毛羽立ちを押さえ込む力も強いためクロム革・コンビ鞣しなどにも使えます。」

昨年作った新型容器も違うんです!

「トコノールの新容器は、使いやすさを追求して開発しました。密閉性に優れ、長期間、最適な粘度を保ちます。底部は丸みをつけ、指先で底面部までかき取れるように設計し、無駄なくお使いいただけます。

最後の最後まできちんと使えます!」

「毛羽立ちを押さえる、という機能性を追求した品となりますので是非よろしくお願いします!
お試しに最適なチューブタイプもあります!」

とのことでした。

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