オイルアップ時にムラになりにくいやつ新登場しました。【Lized】クリームペースト エージングオイル


最近、更新頻度をあげにあげております。ネット担当の小柳です。

今回、またもやLizedさんからクリームペーストシリーズ

クリームペーストTOCOに続く商品…

動物性オイルをよく利用する方、必見のものが出ました!!

その名も【Lized】クリームペースト エージングオイルです!!

…エージングオイル??なにに使うの??塗ったらエージングが進むの??

僕ならこんな感じで疑問がでてしまいます。

新商品のご紹介はもちろんさせていただきますが

上記の疑問も解消できるように軽くご説明もしますので、情報の糧となりましたら幸いです。

■エージングオイルってなんですか

 

7/9より販売開始しました。

まずは詳細から

品名: オイルエマルジョン
外観: 乳白色
内容量: 100ml
成分: ニートフットオイル、植物性ワックス、水
生 産: 日本

動物性のオイルが入っているのが最大の特徴のクリームです。

役割でいうとニートフットオイルとほぼ同じと考えていただいてOKです!!

ニートフットオイルと同じく、革にエージングオイルを塗布することで擬似的にエージングしたような、味のあるニュアンスを出すことも可能です。(あの感じかっこいいですよね)

 

動物性というと…ご存知でしょうか。ニートフットオイル

Phoenixでもいろんなサイズでお取り扱いしており、ずっと人気の商品です。こちらの成分が入っています。

そのまんまですが、牛の脚骨から得られます。

 

「なにが良いのか…! なんで人気なのか…! なにに使うのか…!」

 

新商品紹介なので、前2つは割愛させていただきます…。

 

「なにに使うのか…!」

 

使用例の1つとして、オイルアップがございます。

特に専門用語ではございませんが、革製品を利用する方やレザークラフトする方からたまーに出てくる言葉です。

 

使い方としては「最近新しい靴買って、オイルアップしてからガシガシ履くぞー!!」とか

「なんか最近革靴が乾燥した感じがするからオイルアップしておこうー!!」的な感じです……(笑)

 

靴や財布・かばん等の革製品を 使う前のプレメンテナンス や 使用途中でのメンテナンス 等を指すときによく使われます。

まとめると…

  1. 軽い耐水性や防汚性を施したいときや、エージングを早めたい時、新品の状態からすぐに味のある革製品のような風合いを出したいとき。
  2. 油分の不足を感じて、革製品をメンテナンスしたい時。愛情を注ぎたいとき。

上記2つがほとんど。

このエージング促進の部分で強みがあるので、エージングオイルという名称になっているのかもしれません。

 

※過度な塗布は革本来の風合いやコシを損なう場合がございますのでご注意ください。

 

■ニートフットオイルとの違い

 

まずオイルとクリームという時点で、革にもよりますが、伸びや革への入り方が違います。

一番変化がわかりやすいのは、ナチュラルな素仕上げのヌメ革に塗ったときでしょう。

Phoenixでいうと本ヌメタンローあたりが該当いたします!

オイルの方は、塗った瞬間にグンッと芯の部分に入っていきます。浸透性がかなり高いです。

逆にクリームは伸びがよく浸透するまでに少しラグがあります。

 

浸透性が良いほうが良いんじゃない?と思う方も多いかとは思いますが

作業性やコストパフォーマンスで考えるとそうでもなかったりもします。

 

オイルは浸透性が高い代わりにムラになりやすくもあります。

しかし、オイルと比べるとクリームはある程度浸透に時間がかかる上、伸びがいいので

少量で済み、ムラにもなりにくいというわけです。

 

■使用感はどうですか

 

百聞は一見にしかず。実際試してみました!!

今回使用する革は、本ヌメの1DS程度を選びました!!

まずは、大事な大事なブラッシングです。これをするとしないでは仕上がりに差ができるときもあります。

(銀面のほこりをとったり、汚れをはらったりの役目があります。)

第一関節の半分くらいを取って指で塗ります。

大体この量を3~4回に分けて、薄く塗り広げると…

伸びが良すぎて、若干塗り過ぎてしまった感がありますが大丈夫でしょうか…(笑)

10分経過したくらいの状態です。

結果、大丈夫でした!!!

指で塗ったにしてはムラが少なく良い感じとは個人的に思います。

ベタつきの不快感もなく、ちょうど良いオイリー感とツヤ感が足されました。

柔軟性もすこし出て、クタッと感も塗布量によっては演出できそうです。

というか、指でニートフットオイルを塗るってなんか不思議な感覚です。

 

■まとめ

 

やはり最大の特徴はニートフットオイルにはない、伸びの良さです。

その恩恵か、指での塗布が容易なこと。これはオイルにはないメリットです。

 

正直1DSではあまり実感はありませんが、鞄の全体に塗りたい時のような広い面積を塗る際は、かなり重宝する予感がします。

オイルとクリームともに、どちらが方が良い。どちらの方が悪い。の立ち位置ではなく

浸透させたい具合の好みであったり…。 革によって使い分けたり…。

 

新しい選択肢としてご使用いただきたい商品です!

 

オイルアップという目的にはもってこいの商品のような気がしました!!

ただ過度な愛情は、身を滅ぼしてしまうこともございますので……。

何事も、与えすぎには注意です。

ぜひ店頭でもサンプルのご用意はありますので、ぜひ試してみてください!!

最後まで閲覧いただきありがとうございます。

では!!

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