【lized】バターワックスワイルドフレークを試してみた | phoenix blog | １９２６年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

こんにちは。横井です。

本日は、新商品『【lized】バターワックス　ワイルドフレーク』を実際使ってみて
その感想をブログにしたいと思います。

これ、「今までできなかったことができる」商品として
とても優秀な子です。

さっそく試してみましょう！

で、その前置きとして。
このこのブログを書いている日は私、在宅ワークをしております。
昨今の新型コロナウイルスの影響を鑑みて、

『Phoenixでは在宅ワークが可能かどうか』を検証中でございます。

諸々の写真は自宅で撮ってますので、その辺りのクオリティはご容赦ください。

それでは本題に参りましょう！

lized商品は染め以外にも使えるものがあるのです！
用意するものはこちら
加工自体はシンプル！アイロンを使って革にねじ込む！
仕上がり結果と個人的感想
まとめます

lized商品は染め以外にも使えるものがあるのです！

さてさて。

かねてからPhoenixでも取り扱いしている【lized】シリーズですが、
ご存知ない、という方にもご説明しておきますと、

タンナー向けに染料や各種仕上げ剤などを供給している薬品屋さんが、
クラフター向けに様々な薬品を小分けに提供し、
【lized】ブランドとしてその面白さを発信しています。

国内各地のクラフトイベントでワークショップをされたり、
ブログなどで情報発信を行われており、我々Phoenixとしてもその面白さや
今までにない染料の使い方や薬品屋さんならではの情報力をクラフターの方にお伝えすべく、
染料各種を取り扱ってきました。

染料のレンカラーやダイカラー、その仕上げ剤のウレタントップなんかは
今ではPhoenixの人気商品となっております。

で、今回のブログの主役、新商品の【lized】バターワックス　ワイルドフレークなどが
この度新たなラインナップとして加わりました。

今回のラインナップ増強のテーマとしては

染め以外の二次加工ができる商品

です。

市販の革に手を加えて、より好みのものを生み出すっていうのが、
今までは「染め」が中心だったと思うのですが、
このラインナップを使うことで、また違ったアプローチで革に変化をもたらすことができる。

これがまた面白いんですよ。早速試してみます。

用意するものはこちら

・【lized】バターワックスワイルドフレーク

・加工したい革　（写真はマスラオ）

・ドライアイロン　←これ重要！

ドライアイロンってのがなかなかお家にないって方も多いかと思います。
最近はスチームアイロンの方が一般的ですが、
スチームアイロンだと面にスチーム用の穴が空いてまして、
この穴にワックスが入ってしまうのでいまいち使えません。
なのでドライアイロンがおすすめです。アマゾンとかで買えますのでそちらでどうぞ。