Maryam社ホースバットを取り扱い始めました!別注色は渾身作!


こんにちは。Phoenixの横井です。

明日から12月!というタイミングですっかり寒さが身に染みる今日この頃。

Phoenixは新しい革の登場に燃えております。ぼー

早速ご紹介します。

MARYAM社のホースバットです!

どんな革?

タンナー

順番に説明しましょう。

 

まずタンナーはイタリアのMARYAM(マリヤム)社です。

ここのタンナーは比較的新しいタンナーですが、当店で取り扱いのあるヴィテッロ・フィオーレなどで有名なタンナー、GUIDI社の元スタッフが立ち上げた会社です。

革作りのノウハウをはじめ、GUIDIの情熱が引き継がれたタンナーさんで、馬革以外にも牛革、鹿革、カンガルーなども手掛けており、革作りに対して非常に前向きなタンナーさんです。

中でもベジタブルタンニンなめしの馬革には定評があります。

 

 

ホースバットとは?

馬革の中でも、お尻の部分をホースバットと言います。日本で言うところのベンズですね。
今回のホースバットは「ダブルバット」と呼ばれるもので、左右のお尻部分を含む形状です。

馬なので、牛革ベンズに比べて形に丸みがあります。

馬のお尻ってコードバンでは?

と思った方は革に詳しい方ですね。その通りです。

コードバンは馬の臀部に含まれるコードバン層と呼ばれる部位を削り出して作られますが、

この革にもコードバン部分が含まれています。床面を見るとよくわかります。

色の変わっている部分がコードバン部分です。

コードバン部分は繊維が密ですので、見た目もそうですが他の部分と質感が異なります。

牛革とは違った面白さがある部位です。

 

2タイプやります

今回新しく取り組むのはホースバットのナチュラルとオイルドブラウン、の2種類です。

オイルドブラウンはPhoenixオリジナルレザーですよ〜

 

染色とオイルを加えることでナチュラルに比べてより馬革の表情が出ており、
かつツヤのある仕上がりとなっております。

個人的にはヨダレが出るほどの仕上がりで「革の面白さを如何なく発揮した革」だと思っております。

もちろん、生成りのナチュラルもホースバットの面白さを味わえる革です

概要はこちら

ホースバット/ナチュラル

製 造:Maryam社(イタリア)
商品名:ホースバット(Maryam社)/ナチュラル
なめし:タンニンなめし(バケッタ製法)
タイプ:馬革バット
仕上げ:オイル仕上げ
厚 み:約2.5〜3.0mm
大きさ:180DS前後
価 格:DS/¥231(税込)
焼印率:0%
カット:ハーフカットのみ

ホースバット/オイルドブラウン

製 造:Maryam社(イタリア)
商品名:ホースバット(Maryam社)/オイルドブラウン
なめし:タンニンなめし(バケッタ製法)
タイプ:馬革バット
仕上げ:染色・オイル仕上げ
厚 み:約2.5〜3.0mm
大きさ:180DS前後
価 格:DS/¥275(税込)
焼印率:0%
カット:ハーフカットのみ

選べる!丸革orハーフカット

前項でお気づきいただけましたでしょうか?

「ハーフカットのみ」

の表記。

そうです。ハーフカット販売もやります。

 

めちゃくちゃ面白い革なので、多くの人に楽しんでいただきたい!

ただ、

・部位ごとの差が激しい(コードバン層とか)

・A4裁断できない歩留まりの悪さ

から、通常のカット販売ができない革なんです。当たり外れの差が激しく、歩留まり悪いのでA4にしても高い。

なので、その代わりと言ってはなんですが、画像のようなハーフカット販売を行います。これでちょっとでも多くの人にこの革を楽しんでいただければと思います。

 

いつから発売?

 

いつから?

今でしょ。

というもう使い古された表現でアレですが。

もうオンラインショップに載ってます。

ナチュラルはこちら

オイルドブラウンはこちら

ぜひお買い求めください。

 

 

 

 

 

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