こんにちは。Phoenixのながしまです。
Phoenixのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は新商品の紹介です。
真鍮削り出しの頭パーツ(挽物)が目を惹く金具「フラットリベット」をご紹介いたします。
目次
□フラットリベットの特徴
①挽物仕様、真鍮生地
頭パーツは挽物仕様で、足パーツは大カシメ足仕様になっているリベットタイプのパーツです。
素材は真鍮生地で使い込むほどに味わいが増していきます。
サイズ(頭直径)は12mmと14mmがあります。
②見た目がスッキリしていて、高級感のある見た目
頭パーツが挽物だけあり、見た目に高級感があるので作品を非常にスッキリとした印象にしてくれます。
小さいカバンの底鋲にしてみても面白いかもしれませんね。
通常のカシメでも勿論良いのですが、、、
「ちょっといつもと違う雰囲気にしたい」
「もっとスマートな見た目にしたい」
そんな方に是非使っていただきたいです。
③丈夫
通常のカシメと比べて、少し重さはありますがしっかりと中が詰まっているため、少々の衝撃などでは破損も起こりにくいと思います。
堅牢さも備えているため、作例として後述しますがカバンやポーチなどに薄めの底鋲としても使用可能です。
※おまとめ買い割引も対応しております※
100個以上のご注文で25%OFFの価格となります。多く使う方は是非ご検討くださいませ。
□必要な工具と取り付け方
・必要な工具
取り付けに必要な工具を紹介していきます。
※(①と②はいずれかでOKです)※
・取り付け方
では、次に取り付け方をご紹介いたします。
頭パーツ(挽物)を下にして、オールマイティプレートなどの平たい部分(裏面)に置いてください。
そのあと、足パーツを大カシメの打ち棒で上から叩きます。
これで取り付け完了となります。
フラットリベット付属の専用足パーツは9mm足となりますので、推奨の革厚は4.5mm前後です。
革の種類や、硬さなどによっては多少前後する場合があります。
□他の長さの大カシメ足パーツは使えるのか
たとえば2mm厚の革にフラットリベットを取り付けたい場合に「他の長さの足パーツも使えるのか??」という問題が出てきますが、結論から先にいうと「使えます」
ただ、少し加工が必要です。
フラットリベット付属の専用足パーツが9mmと少し長めなので、革の厚みに合わせて取り付けられるようにしたいですよね
下記の画像は2mm厚の革にフラットリベット付属の足パーツ(9mm)をセットしたものです。
これだと少し長いので、綺麗に止まらない可能性があります。
※カシメに関しては足パーツ先の窪みが少し出るくらいが適切な厚みです。付属の9mm足だと4.5mm厚前後の厚みがちょうど良いかと思います。ただ、柔らかめのフワフワした革の場合に足の長さがギリギリでも取付時に押し込んで取付可能な場合もあります。この辺りが「革による」という部分なので言い切りが難しいです。
他の足パーツを使う場合は、少し加工が必要なので解説しておきますね。
9mm足以外の他の長さの足パーツをフラットリベットの頭パーツに入れ込もうとすると、下記の画像のように詰まってしまい、すんなりと装着ができません。
付属の9mm足パーツはこの様な事がなく奥まですんなり入ります。
他の足でも使えるようにするためヤットコやペンチを使って、足パーツの形を整えて加工します。
・ヤットコ(上記画像)
下記画像のようにヤットコなりで挟み込み、頭パーツに入るよう足パーツの形を整えます。
加工後に頭パーツに入れると下記のように「スッ」と入ってくれます。
これで他の長さの足パーツでも使用が可能です。
是非お試しくださいませ。
□ハンドプレスがあれば更に作業性良しです
手打ちで取り付ける場合は先述した方法で取り付けられますが、「より安定的に作業をしたい」や「音を出したくない」という方はハンドプレスの使用もオススメです。
手打ちよりも、より精度を高くして作業が可能なので打ち損じの可能性はかなり低く出来ます。
「直径22mm ベタ型【駒】」とハンドプレスを併用することによって取り付けがかなりスムーズになります。
ベタ駒でプレスすれば下記画像のように裏もフラットになりますので、見た目はかなりすっきりします。
※ハンドプレス + 直径22mm ベタ型【駒】で取り付けた作例です。
□作例
・カメラストラップのジョイントパーツに
使用革:シンソフトヌメ(ナチュラル、ブルー)
使用金具:背高Dカン、真鍮製 バックル SZ 3207-12mm、フラットリベット12mm
・クラッチバッグの底鋲として
使用革:マスラオ(ブラウン)※6年使用
使用金具:スナップロック、フラットリベット14mm
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新しい金具、「フラットリベット」
いかがでしたでしょうか。
是非お試しいただき、皆さんのレザークラフト作品の幅が広がれば嬉しいです。
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