札幌遠征話  かばん修理工房リペアカンパニーに行ってみた


革日和で行う日下氏のセミナーのために札幌遠征に訪れ初日は宴会!
2日目は時間があるので札幌近郊の作り手さんやお店巡り。
札幌から地下鉄に乗って北24条駅から徒歩12分。

てくてくてくてくてくてくてくてくてくてく、、、

「いらっしゃいませ」

遠いのよ!修理屋なのに駅から遠すぎよ!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
というのが第一声の挨拶。今回伺ったのは札幌にある修理工房リペアカンパニーさんです。
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まめにfacebookHPを更新されていて結構面白い修理もされているので今回飛び込みでご挨拶に伺いました

「遠方からわざわざよく来られましたねぇ」

革業界で面白い臭いがするなら伺うのがフェニックスですわ。
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さて。
駅から徒歩12分というのは珍しいですよね。普通は修理業ってのは駅から近いとか、駅中とかにあるものなのに。業者さんからの預かり仕事が多いんですか?

「いえいえ、お客様の9割りは皆様お店に来てくださったり送って頂いています。」

ほへ〜 失礼ですけど、そんなに仕事が途切れずにバンバン来るものなんですか?

「ネットで更新まめにしているから、ってのもありますし、ほかが断るような大変な仕事も当店では受けますからねぇ」

確かにグルッと店内見てもめんどそうな箱物とかありますね。

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「箱物とかはキャスター交換が主ですけど、Blogでも書きましたように酸素ケースのファスナー交換とか、楽器ケースの修理などもやりますよ」

楽器ケース!?重いしでかいし大変そうですね

「チューバとか来ると人が入れそうな大きさですよ」

うわ!嫌だなぁ、それは

「私もスペースがとられるのが嫌なので早めに仕上げちゃいますね。でもそうなると他の仕事を仕上げる納期が迫ってくる、というジレンマが」

「これはお客様から頂いた昔のトランクケースですね」

ほぉ~貴重ですな。

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修理業の構造的な欠点である自分でペース設定できない、ってやつですね。

「そうですねぇ。家内と二人でやっていますのでなんとかなっていますが場合によっては夜遅くまで残業します。」

今の季節はいいですけど雪のシーズンでは大変そうですね

「札幌は1年の半分ほどを雪に埋もれる街ですから大変ですね。でもお周りの皆さんのおかげさまでやってこれていますよ」

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店内見るとハイポストミシンあるじゃないですか。はいポスト持っているミシン屋さんって珍しいですね

「ちょっと縁があって購入したんですよ。減価償却に何年かかるやら」

でもこれじゃないとできない工程や作業ってのはあるから便利でしょうねぇ

「そりゃもう便利ですよ!」

遠隔の方でも修理は受けるんですか?

「Blogを見て依頼される方も多いですね。ただ、実物を見なければ見積もりできないケースも多いです。その場合往復の送料もかかりますし、場合によっては見積もり料もいただくこともあります。それでも構わなければ修理やらせていただきます。」

とのことでした。

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