皮革産業連合会の行っているキッズレザープログラムは「革のハギレなどを1箇所に集約。それを全国の児童館などに送り、工作に使ってもらう」というプログラムです。
これにより将来的に革の消費者になってもらいつつも、革業界にも来てほしいな~~~、という遠大な計画です。
~革を学ぼう!革で遊ぼう!~ kids’ leather programs
で、自分の仕事やフェニックスで出たハギレなどを梱包して送っています。
目次
みかん箱1箱あるならキッズレザープログラムに着払い直送で
ハギレ、といってもこれくらいの手のひらの大きさならば十分です。
ちなみに下記はフェニックス取扱革のサンプル帳用裁断落ちの革。エルバマットやクロムエクセルなども多数です。
このようにフェニックスではキッズレザープログラム用の箱を作り貯めています。
これも裁断落ち。桜模様のパーツを多数抜いた後のハギレです。
こんなものでもいるの?
「何言っているんですか!この桜の抜いた後のものってどこでも大人気なんですよ!」
ほへー、今までは捨てていたのでありがたいものです。
「裁断落ちのハギレでもこのように使ってもらっていますよ」
あぁ、これは以前私が送った裁断落ちのハギレだなぁ。
子どもが開発した革のバッグ!なんて斬新なんだ!でも、これはこれでアリな感じがして、やっぱり子ども達の創造力ってすごいなあと改めて関心☆#KLP #キッズ #レザー pic.twitter.com/tqYqcsYAPx
— leatherkids (@leatherkids) 2018年1月13日
またメーカーさんや工房でハギレが出て来る、という方は送ってあげてください。
事前に問い合わせて「フェニックスblog見たがハギレ送りたいが」と言えば着払いでキッズレザープログラムへ送ってもらって構いませんので。
「それほど量ないんだけど、、」という場合
・フェニックス店頭に来られる際に「これ、キッズレザープログラムに寄付する」と言って渡す
・漉き依頼で革送る際に「これ、キッズレザープログラムに寄付」と同封しておく
としていただけたら当方で送る際に同封しておきます
「こんな活動に意味あるの?」「これやって革のメーカーである私に利益あるのか?」と思った人は
この活動の成果が出るのは最低でも10年ほどかかるんちゃうかなぁ。私が関わって5年くらいだからあと5年やれば「小さい頃革を触りました」という声が出てくるかな。
これをJLIAがやることで1,2年先に革の鞄や靴が売れることは絶対ありえません。ですが、少しでも余力ある内にやっておかないと将来的に革産業全体の地力や土台を厚く出来ないかな、と思います。
皮革産業連合会のキッズレザープログラムの会議に行ってきた 1508 | phoenix blog
皮革産業連合会のキッズレザープログラムの会議に行っている、という話 | phoenix blog
キッズレザープログラムのtwitterマメなんだ、、
キッズレザープログラム運営されている会社さんは普段から下記のようにtwitterあげてくれています。
過去の関連blog:
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- 動画で紹介:キッズレザープログラムの現場ってこんな感じ
- 準備を覗いてきた。20.3/14.15(土日) BagCafe(サンプル師が教えるバッグ教室の作品展) in大阪 レザークラフトフェニックス3F
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- 皮革産業連合会のキッズレザープログラムの会議に行っている、という話