近畿経済産業局小規模事業者等支援委託事業で行われる兵庫県皮革大学校というものに昨年通いつめました。
兵庫県様、ありがとうと手をあわせながら行ってきたこの皮革大学、なんと無料。
でも内容、というか、対象がタンナー向けなのでものすごくマニアック。
今年も募集始まっていますので興味ある方は”色々な意味”で覚悟していってください。
座学
行われるのは姫路の皮革試験所。姫路駅からバスで15分ほどかかる距離です。
さらに講義は18時半~20時半となります。
これは対象がタンナーさんや薬品会社となりますので姫路市たつの市の人向けだからですね。
(まぁ、静岡から座学通っている人もいたからなぁ、、、、)
また、内容が専門的です。
準備工程で2時間、仕上げ工程の話だけで2時間、おこなわれます。
言い方ものすごく悪いですが、鞄メーカーや靴メーカーの社員さんが行ってもあまり得るものはないかもしれません。
鞄や靴屋さんならば、革屋を飛び越えてタンナーと直取引する覚悟を持っている人、あるいは革屋さんならば行っておくべきかと思います。
また、あくまでお国の事業の一環ですので永遠に続く事業とは思わないほうが良いです。来年パタッと停まる可能性もあります。
実習
靴や革でシャツ作る実習もあります。
さらには革を鞣して仕上げ工程までやる実習も。
皮革製造技術部門:定員5人
製革実習 9月 5日間(昼間30 時間)
仕上げ実習 9月 3日間(昼間18 時間)
鞣し工程や仕上げ工程、さらにはシェービングまで実際に手作業でやらせてもらうとは思わなかった
こちらも9月の平日で5日間や3日間。しかも製革のほうは3日間行って2週間たってから2日間、などのような変則的なスケジュールとなります。
興味ある方は
下記PDFを御覧頂いてご応募ください。
応募する際には「フェニックスblog見ました」など書いておいた上で「~~の仕事をやっており~~の意図で学びにいきたい」とアピールすればいいかと思います。
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