サーマルコートに新色が!!全10色展開になりました。


こんにちは。

先日、なんば駅で「おー!!久しぶり!!」と、全く知らない方に声を掛けれられた金具担当:仲地(なかち)です。年に一度は似ている人が出現するので、僕に似ている人が居たら教えて下さいね笑

さて、話がそれましたがコバ仕上げ剤のサーマルコートに新色が増えたのでその紹介をしたいと思います。

 

・サーマルコートって?

まず初めに「サーマルコートって良いの?」や「どんなコバ仕上げ剤なの?」なんて疑問をお持ちの方は、教えてムラキさん!でお馴染みの村木が書いたブログをご覧下さい。

加えて、コバ仕上げ剤を選ぶ際にはどの商品が良いor悪いよりも、どういう仕上げにしたいかによって選ぶものが変わってくると思っています。どれを選んでいいか分からない!!なんて方も是非下記のブログを見て頂きたいです。

コバ仕上剤の取扱を変えます。さよなら、カスタム、よろしくサーマルコート

新色の話に戻りますが、基本の5色しかなかったサーマルコート
今回はYellow(黄)、Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)、Glay(灰)の5色が新たに仲間入りです。

 

 

Phoenixで取り扱っている革だとアラスカアリゾナなどカラーバリエーションが豊富な革と相性が良さそう↑↑↑

 

サーマルコートは粘度がエッジペイントほど高くはなくサラっとしています。どちらも顔料タイプではありますが、サーマルコートの方がある程度コバ面を透過するのでナチュラルなテイストに仕上がります。
Phoenixの革は自然な風合いの革が多いので、素材感を残したいのであればオススメですね。
あと、乾燥時間も比較的早いので効率よく作業をすることが出来ます。
※表革と裏革を張り合わせた場合のコバの切れ目をしっかり隠したい場合はエッジペイントの方が向きます。

 

ソフトヌメ2枚を貼り合わせたものにサーマルコートとエッジペイントをそれぞれ塗ってみました。

 

先ずはサーマルコート↓↓↓

 

 

続いてエッジペイント↓↓↓

 

 

 

 

塗る際の注意点

前述したようにサーマルコートは粘度が高くなくサラっととしているので、一度に多量を塗ろうとすると銀面に垂れてしまう恐れがあります。綿棒などでも塗ることは可能ですが、使う内に毛羽立ってくるのであまりオススメではありません。

 

 

推奨の道具はコバ塗り職人。ボトルの縁で量を調節しながら塗布して下さい。

下地剤のメドメールTXコートを併用してもらうと更に定着が良くなり剥がれにくくなります。

 

コバ処理の前に下地処理剤「目止め液」と「TXコート」を使うと出来上がりが全然違う

 

コバはどんな仕上げにしたいかと使う革によって処理の仕方が変わってくるので、使用する革がどういう鞣し方かなのか、どの部位なのかも知っておく必要があります。

 

サーマルコートは使いやすい仕上げ剤だと思うので、新しく増えた新色をよろしくお願いします!分からないことがあれば気軽にお問い合わせ下さいね(‘ω’)ノ

 

 

参考Blog:クロム鞣し革の床処理やコバ仕上げについてのまとめ

 

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