ボクの夏休み自由工作。畳をフローリングにしよう。


夏休みの自由工作話をちょろりと。
この夏、自宅マンションの畳部屋6畳をフローリングにしました。

「えっ!ムラキさん、このblogは革屋さんのblogってわかってます?」

まぁ、作り手さんが見ているからええんちゃうかな?( ´ー`)y-~~
どのようにやったか、費用はいくらかかったか、などを生々しく解説していきます。

私と合わせて作業員2名で2日間かかりましたわ

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なぜフローリングに?

・畳がもう交換時期なのだが5万以上かかる、確実に。
・周辺にフローリング張り替えたやついるだろう、と思い聞くと簡単に2名hit。

面白かった?
今度革包丁の砥ぎ講座をやる金木さん 「面白いですよ!費用安くするためだけにやるならオススメしないけど、作るのが好きな人ならオススメ」

今度商品展示会してくれるnijigamitoolさん「楽しいですよ。手伝いましょか(((((((((((っ・ω・)っ(プロに頼めるかい!とお断り)
フローリングも種類がありますよ。
合板のフローリングのほうが安く、反ってきません。無垢のフローリング材のほうが反ってきますし、高額です。でも小さな傷ならば削るなりすれば消えますし、ヤフオク見たら業者が無垢フローリング材を安く出していますよ」

悩むけど、今回は近所で手軽に手に入るフローリング材を使用。

参考にしたもの

いんたーねっと様で調べまくり。やり方は下記サイトのほうが細かく教えてくれます。

参考にしたのは

DIYでフローリングの施工
DIYで畳からフローリングにするやり方 | リフォームとは幸せを生み出すもの!|ダイケンリフォームサービス
【DIY】古い木材でフローリングを張る【現状復帰可能】 – NAVER まとめ

費用

フローリング板 1坪 コーナンアウトレット品 4000円✕3坪
釘締め 500円 コーナン
墨壺 1200円 アマゾン
接着剤 600円✕2本 コーナン
断熱材 スタイロフォーム 90✕180✕2cm 800円✕6枚 ダイキ
根太用の材木 4m✕25mm 500円✕12本 コーナン
合板 9mm✕90✕180cm 4枚✕1000円 コーナン
カンナ 1000円 アマゾン
フロア釘 400円ほど コーナン
合板用釘 200円ほど コーナン
スコヤ 1000円 amazon
165mm丸鋸 4000円 見切り品 コーナン
丸鋸刃 3400円 アマゾン (丸鋸付属品よりも刃数の多いものを購入。)

これで40000円ですね。材料費だけなら3万くらいかと。丸鋸や工具で1万くらいかかっていますね。

初日

6畳の畳をひっぺはがし借りた軽トラで市のリサイクルセンターで廃棄。1枚22kg✕6枚で140kg。10kg90円で1260円の廃棄料。畳って重いなぁ
軽トラでフローリングや材木、スタイロフォームなどを持ち運び。
すべて運び込んだ時点で15時。ぐったり。
マンションなので水平が出ているのが救い。

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材木や合板は3日前にコーナンで切断をお願いしていた。
細かい内容だったので事前に購入し「3日後昼までにとりに来るからそれまでに裁断しておいて」と頼んでおいたほうが吉。
そのほうが裁断がうまい人がやってくれる可能性が高い。向こうも苛つかず余裕もって対応してくれる。
「さぁ、材料を購入した!30分で切って!hurry!hurry!」なんてやるとろくな事にならない。

墨壺を使いスタイロフォームに30cmごとに線引き。人生においてはじめて墨壺を使ったがなんて偉大な発明だ、と感動。墨を使わずチョークの粉で線を引くものもあるから革にも応用できそうだな、この工具。
買うときはバネじかけの自動巻き取りのものをおすすめ。

カッターナイフは最近イチオシのテフロン加工の刃を使用。こういう時のために作られた刃なのでサックサク。

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相方に裁断してもらっている間に根太を引きつめ。枠を作り30cmごとに材木を置いていく。特に固定などはなし。
未来の入居者のためにどこぞの神社のお札なりでも敷き詰めといて一時の涼しさを提供する、という欲望に駆られるがぐっと我慢

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スタイロフォームを隙間に敷き詰めていく。
これも固定はなし。

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合板は事前に裁断してもらいましたが、1cm程度の隙間は許容できるくらいに大雑把な裁断です。
この合板の上にフローリング材を敷き詰めていくので多少の隙間はokなわけで。
「mmの隙間も許さない!きっちり裁断!」とやると逆に時間がかかってしまいます。

合板配置。これはさすがに釘で留めていく。9mm合板に13mm釘で留めようと思ったが合板に跳ね返される。あわてて20mm釘と25mm釘購入。結局20mmでok。
ここらあたりで18時。どう考えても初日では終わるのは不可能という結末に。

お土産物御用達のお菓子屋に。お隣さんと階下の住人用に菓子折り購入。「明日もドンドコドンとするけどすいません」と根回し。とても重要

翌日

朝から合板張り込み。事前にコーナンで切ってもらっているので置いて釘で打つだけ。
合板は部屋のサイズきっかりには切っていない。どうせ上にフローリングが載るので隙間が多少空いても気にしない気にしない。

本番のフローリング張り。
フローリング材は事前に裁断などはしておらず現場で長さをいちいち測って置いていく。阪神大震災を乗り越えているマンションなので部屋が歪んでいる可能性もあったので現場にあわせてその場で裁断。
この考え方は正解でこまめに測って丸鋸で裁断していく。切るための線はスコヤを使い直角を出す。
スコヤ偉大なり。
裁断は丸のこ。微調整はカンナで削っていく。カンナバンザイ。

フローリング張り込みは接着剤+釘だが基本的には接着剤頼み。木工と靴は接着剤バンザイの世界。
接着剤自体は多めに2本買っていたので遠慮なく使っていく。

この場合に使う釘はフロア釘、というちょっと特殊な釘。こんな極悪な形状の釘もあるんだねぇ

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フローリングに接着剤>張り込み>釘締めという流れで3坪。全体の85%は1時間ちょいで終わる。
楽勝、と思っていました、ここまでは。。

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問題は最後の15%。凹にへこんでいるのでノコギリで切ろうと思うが3分で断念。
ホームセンターダイキに走りレンタルジグソーを借り、ジグソー刃購入。レンタル料金400円+300円なり。

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ジクソーのおかげで凹も楽々と裁断。紙やすり(60円✕3種)できれいにし、はめ込み。
接着剤+隠し釘で終了。
最後の凹部分をあわせる15%の作業で3時間ほどかかる。ぐったり
この時点で夕方18時。

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 さて、反省点。

・合板のつなぎ目とフローリングのつなぎ目が同じ位置になったのがちょっと後悔。

・材料だけなら3万もあれば3坪=6畳張替えられます。
(材木2本やらスタイロフォーム1枚やらは無駄になったのでもうちょい削れる)

・防音防寒のためのスタイロフォームを削り、合板も削れば予算1万円は削れるな、と。

・現場で寸法あわせるほうが確実。丸鋸とジグソーはあったほうがいい。

・一人でやると心が折れるので2人は必ず必要。3人いると尚良。
3人でやるor事前に材料を運び込んでいたら1日で終わるんじゃないかな、と。

・スコヤや墨壺はわずかな時間しか使わないが、これを使わないと余分な時間がかかるのであったほうが良し。

・nijigamitoolさん「内装いじるのも面白いですよねぇ。無意味に壁に穴あけて塞ぎたくなりますよね( ´∀`)bグッ!」
どこの盗んだバイクで走りだす中学生ですか

まぁ、今回習得したフローリング張り経験はもう二度と使われないんだろうな、と( ゚Д゚)y─┛~~
張り替える機会がないもの。

フェニックスのお客さんで畳の職人さんもいるからこういうblog書くのも心苦しいがまぁ、こういうことも自分でできるよ、というオチでした。

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