4月のおすすめ商品!春だ!新年度だ!レザークラフトを始めませんか?


こんにちは。いつもブログを見てくれてありがとうございます。毎月更新しているPhoenixスタッフのおすすめ商品!

4月を担当するのは、最近眉毛を脱色したらスマホの顔認証が反応しなくなった私、横井です。

4月は新しい年度のスタートということで、新しい環境に身を置かれる方も多いのでは?

そんな時期ですので、新しくレザークラフトを始めよう!って方も多いはず(希望的観測)

ですので、そういった方に向けた「始めようレザークラフト!」をコンセプトに今月は選ばせていただきました。

「いやいや、俺は初心者じゃないぜベイビー」という方にも、こんな便利な道具あったんだ!という新たな発見をしてもらえると幸いです。

それでは早速お勧めしますぜ。

 

□スタッフおすすめ商品とは

 

説明しよう!スタッフおすすめ商品とは、Phoenixスタッフが毎月順番に自身のイチオシ商品をおすすめしていくブログである!
オンラインショップ中段にある「スタッフのおすすめ商品10選」というコーナーはご覧いただいておりますでしょうか?
膨大なPhoenixの商品の中から10品選ぶので、みなさんの知らなかった商品、知ってる商品との新しい一面との出会いになれば幸いです。

 

今月のおすすめはこちら!

□4月のおすすめ10品

フェニックス手縫いキット -レザークラフト初心者キット-

レザークラフト始めたい!けど何から買ったらいいか分からない。

今の季節、1日5回ほどお客様から聞かれます。

そんな方にはぜひこのキットをお試しください。

レザークラフトって、作りたいものや作り手さんの環境によって揃える道具は千差万別。

そんな中で、 Phoenixが提案するのは「最大公約数」のキットです。

無駄なものを極力省き、必要最低限の道具をキットにしました。安心の国内製工具にこだわっております。これならきっと「この道具最初に揃えたけど全然使わなかった」にならないはず。

中身などの詳しいことはこちらのリンクに先にあるのでぜひチェックしてみてください

 

②スタジオタックの初心者向け書籍

このご時世、お金出して本見なくてもYou●ubeで動画見れるしー。

そんなお声はたくさん聞きますが、それでもなお書籍が売れ続けている理由。

それは細かいところまで1枚1枚写真が載っていて、しっかり解説されていて、型紙もついているから他ならないわけです。

動画を否定はしませんが、自分のペースで1ページずつしっかり手順を確認できるのは書籍のいいところです。

そんな中でもいくつか初心者の方におすすめの本をピックアップします

『レザークラフト入門 -GUIDE TO LEATHER CRAFT-』

Soul Leather 大竹氏監修の初心者に向けた書籍で、1冊で小物や鞄の基本的なことが学べます。

大竹氏はご自身で教室も運営されているので、初心者の方がつまづきやすい点への言及や、初心者の方がわかりやすいような内容でまとめられており、最初の1冊としてはオススメです!

 

『手縫いで作る 革のウォレット(改訂版)』【取寄品】

手前味噌ですが、私が一番初めに購入したレザークラフトの書籍です。(その増補改訂版)

レザークラフト全くの初心者だった私がその面白さに虜になった一冊で、おそらく最も多いであろう「革の財布を作りたい」という初心者の要望をかなり高い次元で導いてくれる書籍です。本編前にまず作る「コインケース」も練習にはちょうどいいレベルで、内容も充実してます。

 

『革で作るステーショナリー』

何も、レザークラフトは鞄や財布だけではないです。その一つにステーショナリー、という選択肢があります。もっと身近にレザークラフトを感じてもらえるよう、日々の生活に少し革のテイストを加える。そんな本です。

内容もレザークラフトの基本的な考えや、工具の説明など初心者の方が最初に手に取っても十分な内容となっております。

 

イージーディバイダー

ここからは便利な道具を紹介していきます。

最初はイージーディバイダー。

ディバイダーネジ捻と同様、ステッチのためのガイドラインを引く工具です。

この道具には幅調整のための機能はなく、あらかじめ3mmや4mm幅に作られております。握り方や力の入り具合で幅が揺れてしまうこともなく、簡単にコバから一定の幅でガイドラインを引けます。

また、その分お値段もお手頃となっており、なるべく初期投資を抑えたい初心者にはおすすめの工具です。

 

アクリル定規

たかが定規。されど定規。

こういう基本的な工具を使いやすいもので用意してあげると、作業効率や難易度がグッと改善されます。Phoenixのアクリル定規は厚みが5mmあり、実際に手に取ってみると、市販の定規よりもそのボリュームを実感できると思います。

厚みがある分、作業の安定性が向上し、ミスが劇的に軽減します。

初心者の方には必須ではないかもしれませんが、これに慣れてしまうと、厚みの薄い定規が頼りなくなってしまうレベル。ぜひ体感して欲しい道具です。

 

シンソフトヌメ(A4サイズ)

 

レザークラフトを始めて最初にブチ当たるのが「どの革を買えばいいのか」です。

ネットを調べると、なめしの事などは載ってますが、「自分が作りたいものが作れるか」はどのネット記事を見ても乗ってません。

正直なところ、いろいろ試して回答に辿り着く必要はあると思いますが、それでも無駄なお買い物をしないために「公約数」の多い革を今回紹介させていただきます。

名前の通り「ソフト」です。が、タンニン鞣なので、しっかりレザークラフトできる革です。まずはこいつで試してみて欲しいです。Phoenixが胸はってオススメできるレザークラフト用の革ですね。

ハードめなのをお好みの場合はこの後の「マスラオ」も選択肢かと思います。

 

マスラオ(A4サイズ)

 

先ほどのシンソフトヌメと絵面がほぼ一緒ですが、こちらは「硬め」の革です。

こちらもレザークラフトをしっかり楽しめる革ですね。硬い分ビシッとコバも決まります!

柔らかめはシンソフトヌメ、硬めはマスラオ、と覚えておいてください。テストに出ます。

 

ベルト用革各種

 

この時期によく店頭でお声をいただくのは「ベルトを自分で作ってみたい」というご意見。

レザークラフト初心者でも取っ付きやすく、尚且つこれからの季節に大活躍する事間違いなしのファッションアイテム、ベルト。

Phoenixのベルトレザーは革のベンズ部分をトリミングし、伸びにくい方向でカットしているので、品質に定評があり、少しお値段はお高いですが、ベルトとして長年使っていただける品質となっております。

簡単な仕様であれば縫製なし、金具で留めるだけ、というベルトも作れますので、初心者の方はぜひトライしてほしいアイテムです。

ご注文の際はバックル取り付け部分のスキ加工をお忘れなく!

 

バックル各種

さっきの項の流れで、こちらも紹介してみます。

Phoenixのベルト革が人気だという背景に、豊富なバックルバリエーションがある、かと思います。

幅や形状などでトータル100種類近くあるバックルからお好みのものを組み合わせてベルトを作ってみてください。真鍮鋳物で存在感抜群のベルトが作れますよ。

なお、過去のブログでさまざまなバックルにフォーカスした記事が紹介されています。

ぜひこちらも併せてチェックしてみてください!

バックル記事バックナンバーはこちら

 

ウェイト・オモリ・文鎮380g

 

初心者の方に必須か?と言われれば、少し首を傾げたくなるアイテムではあります。

でもね、型紙をさえたり、巻グセがついて巻き上がってくる革を押さえたりする時って、必ず片手をそっちに持って行かれるんですよね。

慣れていない初心者だからこそ、その片手を有効に使ってほしい。そしてそれは中級者以降も同じです。

ちょっとしたことで、作業の精度や確度がグッと上がる工夫をすることで、レザークラフトをすごくやりやすくなるはずです。そのためのお守り(オマモリ)です。

 

【両面】ヘリ落とし

死んだお父さんが言ってました。ヘリ落としはいいやつを使えって。

嘘です。お父さんはレザークラフトやったことありません。代わりにPhoenixのスタッフとして10年以上レザークラフト用品販売の最前線に立った人間として言います。

「ヘリ落としはいいやつを使ってください」

理由はいくつかありまして

1 ヘリ落としのミスはリカバリーが利かない

2 ヘリ落としの切れ味はストレスの溜まり具合に直結する

3 両面であることの利便性によるアドバンテージがデカすぎる

です。

Phoenixではこの両面ヘリ落としの専用の研ぎ台を別注で作ってしまうくらい、思いの入れようです。

私も個人的にいろんなヘリ落としを買って自分で使ってきましたが、この両面ヘリ落としがベストである、と言い切れてしまいます。これしか使ってません。

少しお値段が高いですが、ヘリ落としに関しては、紆余曲折する理由があまりありません。いいやつを使ってください。

ちゃんと左利き用もあります。

 

まとめ

今月は新年度ということもあり、初心者の方目線で選んでみました。

今は情報もそうだし、道具もそうだし、ネットを叩くとすぐにたくさんのページに辿り着くことができます。なんなら動画もたくさんあるしね。

こうなってくると逆に情報の洪水にあったように、溺れてしまい、正しい判断ができないまま買い物の失敗をしてしまうのでは?と心配になってしまう今日この頃。

レザークラフトを始めたい!と思った人が適切な情報にアクセスできることを切に願う老舗スタッフなのでした。

過去の関連blog:


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