漉き」タグアーカイブ

割り漉き屋という仕事と、最小存続可能個体数と、割り漉き屋とグローブ会社見学会の話

毎度です、ムラキです!
こうやって最初に名前出す際は「トラブルおきたら文章書いている人間が悪いんだよ!」という表明でもありますね( ´ー`)y-~~

先日ネットニュースでもとりあげられていましたが、東京の割り漉き屋さんが火事にあわれましたが、その後再建に進んでいるようです。

日本で6社しかない革漉きの仕事を未来に繋ぐ 株式会社伊藤登商店 伊藤 勢一郎さん|ものづくり新聞

この記事の中で「日本で6軒しかない」と書かれている漉き屋さんですが、まぁ、嘘でもないがほんとでもないかな、というのが感想となります。あぁ、インタビュー答えている人は嘘言っている!というわけじゃないですよ。

今回のblogでは漉き屋、という仕事の話と、専門職種の最小存続可能個体数と、割り漉き屋の見学会の紹介となります。

 

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『真鍮リング ヒラ』を使ったシンプルレザーブレスレットの作り方を説明します。

こんにちはやまねです。

今日はIGにアップしたら毎回たくさんのお問い合わせをいただく
真鍮製リング ヒラを使ったブレスレットをご紹介しようかなと思います。

こちら。

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他社で購入した革を漉いてもらいたい、という場合のいろいろなケースを解説

フェニックスでは自社以外の革を「他社漉き」と呼び、送ってもらったら漉きに出します。

このblogでは他社漉きに関しての質問を集めておきます。

「大量にあるけど良い?」「ネットで買った他社革をフェニックスに送ってもいいの?」など色々と集めておきます。

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A4の0.5mm薄漉きはプロでも難しいから切り売りの革のほうがオススメ、という話

革1枚を薄くする業者さんを「漉き屋」と読んでいますが、厳密に言うならば割漉き屋と呼んで区別しています。この方たちがいないと革産業は成り立たないのですが、現状5~8社ほどしか日本では残っていません。
(東京、大阪、姫路。最近名古屋に1件あると学習しましたさ。表に出ずにやっているところが数社かな)

で、そんなプロでも「フェニックスさんが持ってくるA4漉きは正直やりたくない」と言われますが、無理やり無理くり無茶言ってお願いしています。

今回のblogではA4の漉きは何が難しいのか?彼らが本気を出すとどれだけすごいか。漉きは機械にそのまま通せば自動でできる、というものじゃない、という話をつらつらと。

 

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革をネット注文するときの注意点を炎上的に書いてみる

先日、吉川が炎上すれすれの文をPhoenix Facebookに書いていました。
面白いので灯油をぶっかけて燃焼を手助けしつつ、革を注文するときには要望を細かく言ってくれる方が助かる、という話をしてみましょう。

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Phoenixは、
ネットショップで革を販売していますが…

ネットで革を買う事はお勧めしていません。

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奈良のNPO法人 書物の歴史と保存修復に関する研究会に行ってみた

奈良のNPO法人 書物の歴史と保存修復に関する研究会さんは製本技術のNPOさんです。

NPO法人 書物の歴史と保存修復に関する研究会

各図書館などから本の修復を依頼されてお金をもらってきちんと直す。
欧州にまで修復製本技術を学びに行き、それを日本で講習する、ということも行っています。

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