技法」カテゴリーアーカイブ

「ネットショップフォト講座 ―自然光を使った撮影テクニック―」の本は「革」を撮影するプロが関わっている商品撮影の本

スタジオタッククリエイティブさんの新刊「「ネットショップフォト講座 ―自然光を使った撮影テクニック―」」を取り扱いはじめました。

この本はスタジオタッククリエイティブで革や革製品を撮影しているプロカメラマン監修で作られた商品撮影の本です。革にかぎらずガラスや金属を撮影するテクニックも書かれていますが、手作り品販売や革製品制作の人にはものすごくためになります。

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コバ処理の前に下地処理剤「目止め液」と「TXコート(※)」を使うと出来上がりが全然違う

フェニックスではコバ仕上げ剤に関して数多く揃えていますが、それぞれに意味合いや使い道が異なります。

が、下地処理剤である目止め液とTXコートはちょっと特殊です。
今回はじっくりたっぷりとそこらを解説していきます。

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ヌメ革に関する質問と回答抜粋。厚みや染め

昭南本ヌメの在庫の中で4.5mm以上の厚みのものはありませんか?
また、昭南本ヌメとニッピヌメでは同じ厚みの場合どちらの方が堅いでしょうか?
グレージングベンズは色の染まりは染まりやすいですか?

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最近の質問から
順に解説してみましょう

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ファスナーを学ぶのに最適「ファスナー仕立てのレザークラフト」発売

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ファスナーの本作りたいんですよねぇ、決定的なものを

年間10冊もレザークラフト本を出しているスタジオタッククリエイティブのTさん、まだ出すの?

「出しますよ〜。ファスナーの決定的な本作りたいな、と」

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レザークラフトは型紙通りに切っても作れなかったりするから漉きは重要よ、という話

「スマホケースを型紙通りに作ったのにはいらへん!」

んあ?布と違い革は厚みと張り、腰の強さがあるからたとえ厚みを揃えても型紙通りに作っても信用できないのよね。
だからレザークラフトの本は型紙を載せるのを嫌がるんだよ。

「でもこんなにキツキツなのはおかしない?ほら、型紙通りにしたのに仮止めできつきつやねん」

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よし、それでは革の小物において漉きがどれだけ重要か証明しようか。

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革製トランクの作り方基礎と考え方を100円ショップの紙箱改造で学ぶ part1 裁断と漉き

よこい「ほら、技術blog書け!、という声多いでしょ!さっさと書きなさい (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン」
アンケートなんてするんじゃなかったよ、、(;´д`)トホホ…
それじゃ昨年作ったトランクの下書きを清書しますか。
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動画で見る財布の角のヘリ返し技法:菊寄せとそれにまつわる工具話をダラダラと

菊寄せとよばれるカド部分のヘリ返し技法です。パートさんに説明するために簡単に撮影。
菊寄せ技法は漉きが3割、革包丁での補正裁断が2割、土台や工具が2割、接着剤の使い方が1割、純粋に菊寄せの技術が2割かな。

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