エンタメで見る革の話:解体屋ゲンで学ぶ「~~屋」「~~師」と名前がつく仕事はそれだけで食べていける、はず、という話


毎度ですわ。「趣味や仕事の毎月のサブスク計算すると6000円オーバーだな」ムラキです。( ´Д`)=3

最近契約していたdアニメ(月額500円でアニメ見放題)とdマガジン(月額500円で雑誌見放題)を解約してU-NEXT(月額2000円で映画アニメ雑誌見放題)にしました。2000円は痛いんですが、毎月1200pくれるのでそれで定番の漫画雑誌を電子書籍で買って帳尻合わせの予定です。海外ドラマで見たいものがここでしか見れなかったのよ

で、少しでもサブスクを経費にしないといけないのでblog書きます。サブスクは仕事の経費です。

オチはタイトルにあるように「~~屋」「~~師」と名前がつく仕事はそれだけで食べていける証、というものです。

もうちょい詳しく書くと「鞄や財布職人って特定スキルだけで食べていくのは大変」「需要がないと食べていくのは大変」「ま、どんな仕事も今の時代は無くなる可能性がある」という話です。

目次

キンドルアンリミテッド(月額980円で書籍や雑誌読み放題)で雑食に本を食べる

最近仕事帰りに立ち寄れる書店が潰れました ( ´Д`)=3( ´Д`)=3 週に2回くらい書店立ち寄っていて、月々5000円程度落としていましたが、その程度では近場の書店の経営の足しにはなっていなかったようです。その後見つけた書店も2ヶ月で閉店しました。( ´Д`)=3( ´Д`)=3( ´Д`)=3 バイクで立ち寄れて23時まで営業している書店はほんとに貴重になりました。

実際の書店でふと手にとって本や雑誌を読む人間には生きづらい時代になったものです。おのれ、コロナめ(・д・)p チッ

アマゾンプライムを契約している人は多いのですが、キンドルアンリミテッドは契約している人は少ないです。雑食的に本読む人ならば980円なら安いんですよ、キンドルアンリミテッド。
漫画読み放題!的に思っている人が多いんですが、ノンフィクションビジネスなども読めるのが価値あります。書店で雑食読みできなくなったので電子書籍や図書館での雑食読み頻度があがりました。

週刊漫画Times面白いですな

キンドルアンリミテッドは漫画雑誌も数日or1号遅れくらいで読ませてもらえます。コミックバンチ・ゼノン・エース・ヤングエース・チャンピオンRED等々。

そんなアンリミテッドのおかげで「あれ?この雑誌、面白いな」と発見してから毎号読んでいるのが「週刊漫画Times

「掲載されている連載漫画の単行本が電子書籍ばかりで世知辛い雑誌だなぁ(;・∀・)」など思うのですが、今の時代は電子書籍でも単行本が出るだけマシです。漫画家なんて単行本が出ないと赤字もいいところなのに、、、世知辛れぇ、、、

週刊漫画Times」は昔(20年以上前)はもっとおっさん向けだったイメージだったのですが、今は女性が読んでも面白いかと思います。(瓜を破る、とか妻、小学生になる、とかよくここで連載したなぁ、と思う)

20年間連載しているのに漫画単行本が1冊しか出なかった、、、

さて、この週刊漫画Timesの看板漫画が今回紹介する漫画。「解体屋ゲン」
週間連載20年やっているのに1冊しか単行本にならなかった漫画だそうで。。。(;・∀・) 先日の雑誌連載でとうとう1000話超えました。1000話はきれいに収まって「これで完結!とか言わないよあ」とドキドキものでした。

日本一の爆弾解体を目指す工務店社長のおっさんが主人公の漫画です。この太ったごっついおっさんが主人公。

解体屋ゲンはものづくり好きな人にオススメ

解体屋、、特に爆破解体がテーマです。ものづくりと対極にあるような漫画ですが、内容が多岐にわたります。

家や橋、ビル解体の話もありますが、ゼネコン・下請け・外国人労働者・商店街活性化・伝統工芸・犯罪、などほんとに多岐にわたります。(まぁ、60巻まで読みましたが未だに革に関係ある話はないんですがね)(古の時代の工業用ベルトとか、歴史的な革の使われ方、とかなら話せるんだが、解体や建築とは結びつけづらいよなぁ、、、釘袋くらいか?)

ものづくりの前には破壊があるわなぁ、と実感させられます。

2003年から連載が始まっており、2010年頃(50巻以降)からはAIやVRの話なども扱っており「えらく先見の明があるな」と感心します。

基本的に現実世界とリンクしておりコロナや爆破や解体の話はリアルと地続きです。読んでいると「爆破解体はビルの自重で落とす」などの雑学やモノを見る目が変わります。人生108回あるなら5回くらい建設業に関わりたいな、と思うくらいには建設業面白そうですねぇ。

建築業には「~~屋」が多数関わっている

56巻、552話 老舗の味後編。老舗の鰻屋のお店を解体してリフォームする、という話。

読んでいて「あぁ、建築はほんとに動く金がでかいなぁ」と感心したのがここの描写。

わずか4ページの間に11の専門職種が出ている!

基礎屋
左官屋
敷石屋
大工
内装屋
建具屋
板金屋
電気屋
厨房機器屋
ダクト屋
塗装屋

これ以外にも鳶職、足場工、水道屋、溶接工、型枠工など数々の職種があります。

さて、前述しているように「~屋」「~師」と名前がついている仕事、というのは「その技術・商材を売っていればそれだけで食べていける」というものです。ゼネコンにしてもハウスメーカーにしても、単体で生きているわけではなく、種々の専門職種があり、それを取りまとめることで家なりビルなり道路ができるわけです。

家なりビルなりは動く金がでかいだけあって、関わる専門職が増えてもお金がきちんと落ちるわけです。

逆に言うならば「~屋」「~師」という言葉がない仕事、というのはまだ生まれたばかりの仕事か、食べていけるほど認識されていない仕事、となります。

「~屋」「~師」がついている仕事は競争が激しい

専門職種として需要があるのは間違いないですが、その分苛烈な競争にさらされています。国内だけではなく、外国からも競争相手は入ってきますし、隣の異業種がこちらの仕事に手を出してくることも多々あるわけです。

さて、革業界の「~屋」「~師」を見ると、、、

例えば

タンナー(革製造工場)=tan(鞣す、という意味の動詞)+erがついたものですからある意味「~師」と同じです
革屋
割漉き屋…「人に話したくなる革の話」 革を薄くする仕事「漉き割り」の世界 | JLIA 日本皮革産業連合会
裁断屋…「人に話したくなる革の話」 革を裁断する仕事「裁断師」の世界  JLIA 日本皮革産業連合会
漉き屋…「人に話したくなる革の話」革業界周辺の職業紹介シリーズ 「漉き屋」 || JLIA 日本皮革産業連合会
刃型屋…「人に話したくなる革の話」 革業界独特の工具「刃型」で同じ形をいくつもいくつも量産できる | JLIA 日本皮革産業連合会
箔押し屋…「人に話したくなる革の話」 あなたが見る革に押されたブランドロゴの影にはこんな苦労がある。箔押し屋という仕事 |  JLIA 日本皮革産業連合会
メーカー(鞄屋、靴屋、財布屋) …「人に話したくなる革の話」/自分の思った鞄や靴の量産依頼したい時にはメーカーに頼んだほうが確実、という話 | | JLIA 日本皮革産業連合会

などがあります。
(我ながらよく書いたなぁ、これだけ、、(;・∀・)

鞄職人は?

さて、こっから嫌な話です。

鞄職人、というのは鞄職人やバッグ職人、という細分化はされています。ですがそこまでです。

メーカー「鞄職人を探しているんだが、、」「私は鞄職人です!」とマッチングされた場合そこからの話は細分化されていきます。

鞄、のジャンルは?>ダレス?紳士鞄?スーツケース?クラッチバッグ?etcetc
得意な処理は?>外縫い?内縫い?コバ仕上げ?ヘリ仕上げ?
大きさは?>片手で持てるくらいならばバッグ、などと言われていますが、これも明確な基準ないです。もっと言うなら、言葉の使い手次第なところもあります。
どこまで自分でできる?>裁断?漉き?縫製?仕上げ?
サンプル作れる?>型紙切れるか。サンプル作れるか。サンプルは自分じゃなくて、他者のことまで考えられるか

等々、とても細分化されていきます。

靴の職人ならば話が早い

靴職人は「底つけ師」や「甲革師」「仕上げ工程」などに細分化されています。鞄職人に対して靴の職人ならばだいたい下記で話が終わります。

底つけか甲革か?仕上げか>甲革=靴の上部分、底つけ=甲革と底部分を合体させる。仕上げ=最後の掃除・検品やお化粧
紳士靴か婦人靴か>婦人靴ならばそこからサンダルかパンプスか、など細分化されるかな

このくらいかと思います。
靴に関しては自社なり外部裁断師などを使います。漉きは甲革師が基本的に自分で行います。

「~屋」「~師」という言葉がついている仕事は、それ以外をやっている余裕がない

靴職人は「底つけ師」にせよ「甲革師」にせよ、専門職極まれりです。「君、紳士靴の底つけできるそうだが、ちょっと婦人靴もやってみてよ」などとは言われません。なぜなら紳士靴の底付けが忙しいからです。また、紳士靴と婦人靴では世界が違うからです。

「底つけできるなら甲革もちょっとやってみない?」とは言われません。そんなものやっている暇あるあるなら底つけが忙しいからです。

仮に靴職人が他の仕事(例えば財布なり鞄なり)をやっていようものならば、「お前、そんな暇あるなら底つけきちんとやってくれよ!仕事あるだろ!」と言われます。

「~屋」「~師」という言葉がついている仕事はそれだけで食べていける=それ以外やっている暇がないほど需要がある、という意味でもあります。

解体屋ゲンで言うならば「ダクト屋」さんが「内装屋」の仕事をやろうとしても技術も装備も経験も全く違うわけです。同じ「家」「ビル」を作る仕事でもそれぞれの工程が違うわけです。

他方鞄職人は上記のように形態・工程で細分化されているのに「トートバッグ師」「コバ仕上げ財布職人」という言葉が出来ていないのは「それだけで食べていけるほど需要がない」わけです。

もちろん、腕のいい財布職人でも鞄職人(トートバッグなりスーツケースなりダレスなり)で食べていける人はいます。ちゃんと存在しています。ですが、「トートバッグ師」「ダレス屋」と名乗って、それだけ作っていれば食べれる、という職人は本当に数少ないです。

少ない=貴重、という意味ではなく、「需要がない」ということです。需要があるならば、確実に人を雇いますし、そこから独立して暖簾分けなり、喧嘩して同じ名前を名乗って商売をします。

鞄職人さん、と名乗っている方は複数の仕事や工程ができる方が多いです。これは器用、という意味合いもありますが、「複数の仕事や工程が出来ないと食べていけない」わけです。

例えば3年ほど前にお会い財布職人は「もう財布じゃなくてスマホケース職人やで」と笑っていました。

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ランドセル職人は鞄職人の中でも別格で超専門職です。分業の塊の世界でもありますから靴業界に近いな、と思って見ていました。
「人に話したくなる革の話」/新しいタイコとブラックバスとランドセルのミュージアムの話 | JLIA 日本皮革産業連合会

21年4月のJLIAblogの裏側02:セイバンミュージアムでランドセルの面白さ | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

 

「~屋」「~師」がついていない仕事は食べていけないわけじゃないが生きづらい

じゃぁ、鞄職人は生きていけないのか!というとそんなことはありません。でも「トートバッグだけ作って生きていきたい!」はかなり厳しいです。ニッチにすればするほど、基本的に仕事は楽になりますが、その分市場は小さくなり儲けづらくなります。

市場が小さい、ならば、その市場のお客さんに確実に情報を届けなければいけません。小さな市場は全部のお客を取る覚悟があるならば十分食べていけるとは思いますがね。(´・ω・`)

今回取り上げた解体屋ゲン、などは20年連載していて紙の単行本が1冊(コンビニ版も加えたらもう2冊)しか出ていません。

連載20年で刊行100巻。『解体屋ゲン』はなぜこんなにも長く読まれ続けるのか?【前編】(週プレNEWS) – Yahoo!ニュース

連載20年で刊行100巻。『解体屋ゲン』はなぜこんなにも長く読まれ続けるのか?【後編】 – エンタメ – ニュース|週プレNEWS

上記を読めばわかるのですが、20年描き続けている作者・原作者がTwitterを通じて読者と交流したり、自分で電子書籍を出す会社を探し、それをどうランキングに載せるか。そのためにいつセールを打つか、などを考えます。

プロの!漫画家や漫画原作者が!作品を毎週作りつつ、そういうまめな広告や販売戦略もしているわけです。プロでもそういうことをしなくちゃ生きていけないわけです。

トートバッグ職人を名乗るのは自由ですが、それを名乗るためには各種SNSやイベントに出て「トートバッグを作る職人はここにいるんです!」と主張しなければいけません。そうしないとお金はやってきませんし、手に入りません

漫画、を書く人が「漫画家」にこだわらなくなってきている

「コミックスが必ず出るとは思わないで欲しい」という底辺漫画原作者の叫びとデジタル時代の“希望” – 漫画原作者 猪原賽BLOG

上記は2016年のblog記事です。漫画雑誌やwebに載ったからといって単行本になるのなんて一握りです。特に電子書籍という媒体が出来てからは「電子書籍のみ」というパターンも多くなりました。それでも出るだけマシです。

その一方で「SNSでバズってアマゾンで無料で出して閲覧数に応じてアマゾンからお金をもらう」などの新しい形態も生み出されてきています。「雑誌に載らなきゃ漫画家じゃない」という時代からすでに「漫画雑誌にこだわらなくてもいい」という時代に変わってきています。

(この20年の漫画の売り方や書店業界の話やアマゾンの歴史やらは話し出すときりがない、、、コロナでIPというものの重要性が更に高まった、とか、pixivファンボックス、のようにパトロンシステムが作られてきた、などなど)

鞄を作る・靴を作る、だから鞄職人になる・靴職人になる、という時代でもない

従来はBtoBなりBtoCで鞄や靴を売っていたのですが、今はCtoC(Customer to Customer)で個人間取引が可能な時代になってきています。

作ってお金儲けがしたいのか、作ること自体が目的なのか、作らなくていいからお金儲けがしたいのか、作ることで承認欲求を満たしてお金儲けしたいのか、承認欲求だけ満たしたいだけなのか。

どれが一番望みなのかを自分で考えて考えて決めなきゃいけません。決して「鞄を作る=技術取得したら生きていける」という時代じゃないわけです。

「~屋」「~師」という言葉がついている仕事はそれだけで食べていける。でもいつ、それが変わるかわからない時代

「~屋」「~師」という言葉が重要で、「~職人」「~家」という言葉がついた仕事は駄目!というわけじゃないです。

その仕事は需要があるかどうか。需要が少ないならば、少ない場所にどうアピールして需要を生み出すか。どれだけニッチでも日本中、世界中のお客を集めれば食べていけます。お客集めるためには自分で集客しなければ食べていけません。20年、週刊漫画連載している漫画家だって自分で集客しなければ食べていけない時代ですから当たり前の話です。

「ほんとに俺はこの会社で大丈夫か」「このスキルで大丈夫か」「この仕事はいいけど、この会社や上司で大丈夫なのか?」 常にそれを考えないと自営業でも雇われでもいつ足元をすくわれるかわかりません。この10ヶ月のAI技術の進化は異常です、ほんとに、、、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

決して「~屋」「~師」だから安心だ、と思わないでください。「俺は一人で生きていく=生きていくためのコストが低いからお金なんてなくてもいいんだ」とか思わないでください。1週間後に仕事がなくなるのが当たり前の時代になっていますので。

昔はよかった、とは思いません。
常に、「今が一番おもしろい」、といえる時代です。「会社に入ったら安定!この技術があったら安泰!」という時代ではなく、何がどう需要が生み出されるかわからないからこそ、今の時代はすごく面白いです。

 

解体屋ゲン、ものづくりする人ならばオススメです

漫画の勧め方はその人の漫画の読み方がどうあるか、により左右されるので一概に簡単にオススメしづらいです。このblog、なんせ革材料屋さんのblogですし(;・∀・) 漫画読むのに慣れている人ならば1巻からでも大丈夫かと思います。

こういう人にオススメ

ものづくりしている人
漫画読みながら実際の雑学を身につけるのが好きな人

下記1話完結のお仕事漫画を読んでいたor読んでいる人にオススメ

ギャラリーフェイク…美術漫画。読むだけで美術雑学が身につく。
・動物のお医者さん…北大の獣医学部志願者をバク上げした獣医漫画
税金で買った本ですから…図書館漫画。講談社はつくづくお仕事漫画がうまいよなぁ
刷ったもんだ!…印刷屋漫画。ドラマ化やりやすそうだな、と
Aiの遺伝子…近未来1話完結AI漫画。まさかこれがアニメ化するとはなぁ。。お仕事漫画とは違うんだが、よくまぁこれだけネタ出せるな、という意味では似ているかな、と。
正直不動産…不動産漫画。これ読むと不動産屋もえげつないが面白そうな仕事に思えてくる。
ハコヅメ…警察・交番漫画。連載で読んでいて終わるまで毎回安心出来ないびっくり箱みたいな漫画でした。ページめくると突然とんでもないサスペンス始まることがあるから、、、
・美味しんぼ…美味しんぼがある意味学術漫画

作者や漫画のSNSは?

星野茂樹(『解体屋ゲン』原作者)(@KowashiyaGEN)さん / Twitter
石井さだよし(@isshy22)さん / Twitter

どこで読める?

電子書籍のみですが各種漫画サイトで最初数十話くらいは無料で読めます。
キンドルアンリミテッドはだいたい初月無料ですので、その1ヶ月で100巻読むという大技もあります。

1巻はもう2003年の作品なので読みづらいな、と思うかもしれないので下記のセレクションからつまむ方が理解しやすいかも。セレクション1冊買うなら1巻から6巻まで買ったほうが安いかもしれないのでそちらもオススメ

革業界でお金儲けをしたいならばフェニックスで働いたら一通り見れます

「将来革職人になりたい!」「タンナーになりたい!」「鞄職人になりたい!」などなどあったらフェニックスで働いたら全てに浅く広く関われます。多分突然若さに任せて飛び込むよりも1年でも当社で働いたほうが近道だと思いますよ。

革屋でありつつ、金具や工具屋と付き合いつつ、加工屋と付き合いありつつ、メーカーとも付き合いありつつ、職人とも付き合えつつ、東京や大阪からタンナーのある姫路やたつの市まで飛び回りつつ、ネット世界でも動きつつ、実店舗もある、というお店は多分日本でここだけです。上記絵に書かれている全部と関わろうと思ったら関われます。

ただ、フェニックスにいる何人もが過去に「鞄ブランド作りたい!」とか「メーカーで働きたい!」的に思って、それまでのツナギとして or ノウハウ得るために入ったけど、結局革屋、という仕事が面白くてそのまま働いている、というケースも多いです。

「いやいや、俺は将来こういうことしたいから、それまでのツナギとしてフェニックスで働きたい!」という人も話は聞きますのでお問い合わせください。

当社は平均年齢は40歳割り込むくらいに若い人間しかいない会社ですので、「職人ってぇのはだなぁ、修行で!!」「俺の若い頃は!」などという説教臭い話はしません。

「将来こういうところで働きたいが、現状を知りたいので話が聞きたい」というならば、1時間4000円も払ってくれたら真剣に会社として応対しますのでお問い合わせください。

「良い会社紹介して!」「良い若者紹介して!」と言われたら「事前に10万円、成功報酬10万円くれるなら相談のりますよ!」と言います \(^o^)/

「自分の会社で人を募集していて、blogやSNSで告知している」というならば当社SNSなりで紹介は可能です。

お問い合わせ | レザークラフト Phoenix(フェニックス) -レザークラフトの材料店 革、金具、道具、テキスト、教則本

漫画なり小説、TV・映画制作の方、相談のれます

きちんと企画書あげてくれるならば相談のります。
革の歴史・業界・工法・宗教戦争食生活との関わりから、各種生産現場の見学など可能です。

多分ご自身でメーカーに打診したり、革会社に説明するよりも話は早いです。

「無料で映画プロップ作って!最後のスタッフロールに入れてあげるから」「将来漫画家になるときにかいてあげるから無料でとりあえず話聞かせて!」「身元言えないが話聞かせて」などはお断りします。

「大学で卒論に書くから」という場合は学校名を名乗り、ゼミ教授の推薦状を持ってご相談ください。卒論書く、というならば大学とゼミ教授の名前背負ってからじゃないと応対しません。

お問い合わせ | レザークラフト Phoenix(フェニックス) -レザークラフトの材料店 革、金具、道具、テキスト、教則本

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