動画で見よう!菊割ハトメの駒ってどういうの?そもそも菊割ハトメって特殊だった


「菊割ハトメ用の駒ってありますか?」

という質問から、

・あるけど見た目普通のハトメ駒と同じちゃう?
・そもそも菊割ハトメはハトメの金具自体が特殊な構造。
・フェニックスは「菊割ハトメ用 打棒」はあるけど、「菊割ハトメ用 駒」の扱いないです(;・∀・)

というのが、まとめの回答です。
以下に詳しく解説します。

● 動画でも解説してます。

● 各商品のリンク

 ▼ 各種ハトメ一覧

ハトメ | ヌメ革と真鍮金具とレザークラフト材料の通販-フェニックス

 

 ▼ 極小ハトメに限り菊割打棒でも打てます

極小ハトメ 2mm 真鍮生地 | ヌメ革と真鍮金具とレザークラフト材料の通販-フェニックス

極小ハトメ 3mm | ヌメ革と真鍮金具とレザークラフト材料の通販-フェニックス

 

 ▼ 菊割打棒

極小ハトメ用(菊割)【打棒】 | ヌメ革と真鍮金具とレザークラフト材料の通販-フェニックス

 

 ▼ 通常ハトメ駒・打棒

ハトメ用 各種【打棒&土台】 | ヌメ革と真鍮金具とレザークラフト材料の通販-フェニックス

ハトメ用 各種 【駒】 | ヌメ革と真鍮金具とレザークラフト材料の通販-フェニックス

 

● そもそも菊割ハトメの金具自体の構造が異質だった

今回の質問で「菊割打棒の構造で駒ってのは作りづらいだろうなぁ」
「あの菊割打棒、という刃のついた構造で土台駒を作っても高さ調整失敗したら一発で工具壊れるしな」
と、思っていました。

しかし!これは少しだけ違うようで

そもそも「菊割ハトメは金具自体に細かいスリットが入っていて、キレイに菊のように割れるような構造になっているもの」でした。

なので、「菊割打棒を使ったら、どんなハトメでもキレイな菊割ハトメになる」というわけではなく

“菊割での取付けを想定されたハトメ”“菊割打棒つかって取り付ける” とキレイな菊割ハトメになる」ということだそうです。

菊割ハトメ自体は古い時代の構造でしたので正直舐めきっていましたわ。(;・∀・)
そんな繊細な作り方していたとはなぁ

 

フェニックスで菊割打棒売っていて、極小ハトメでは使うことを推奨しています。なんで?

極小ハトメはそもそもパーツが小さく座金が作れないんだと思います。(サイズがかなり小さいからね!!)

で、極小ハトメは「パーツ自体が薄く作られている」「菊割棒でも割れるほど薄い」わけです。なるほどなぁ

ちなみに菊割にならないように極小ハトメを取り付けることもできます。
方法はシンプル。極小ハトメ用の駒を使用するだけです。
これなら裏側は菊割にならず、クイッと丸まった感じとなります。

 

菊割ハトメってどういうところで使われるの?

動画でも解説していますが、極小のハトメを使うところ、、例えば人形関係の靴や鞄や昔の靴のハトメ部分などに使われていました。

菊割の特徴として「裏面が菊のように割れる」=裏が肌や布に引っかかる、という欠点があります。そのため「裏に布や肌が触れない箇所」に使われたり、紙の文具などに使われたりしましたね。ふたむかしまえの金具といや金具ですが、今でも使われていますね。

 

● その後、、、質問者さんは、、、

その後、質問者さんは

・仕事で使っている
・菊割ハトメが大量に保有している

ということでドンピシャな駒、ということでご購入いただきました。

ありがとうございました!

 

 

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