こんにちは。佐倉です。
普段はオンラインショップの梱包スタッフとして、皆様に気持ちよく商品を手にとっていただけるように日々、精進しております。
実は佐倉、入社後半年間は革担当でした。
が、あまりの革の強靭さに屈し…梱包担当への異動を申し出たという……💦
底ベンズとか跳ね返りがすごすぎて、巻けませんでしたからね(涙)。
そんな佐倉も6年目。
お客様に直接お目にかかる機会はほとんどありませんが、Phoenixの一員として、少しでもオンラインショップで購入頂いた皆様にPhoenixでお買い物してよかったと思っていただけるようにこれからも頑張ってまいります。
てことで!
7月も、おすすめアイテム商品10点を更新いたしました!!
ジメジメを吹き飛ばすような明るい色の商品、お役立ちグッズ、その他いろいろピックアップしてみました!!
目次
●スタッフのおすすめアイテムとは?
Phoenixオンラインショップの下の方に、「RECOMMEND ITEM 丨7月のスタッフおすすめ商品」コーナーを設けております。
こちらは各月毎に
独断と偏見で、担当のスタッフがおすすめ商品を ”10個” 選んでみました!!
と、いう(トレンドそっちのけの担当スタッフ 自己満 )コーナーです!
毎月更新するだけでもおもしろくないので、選んだ理由や少し解説も交えてブログでご紹介できたらなと思ってます。
では、スタート!
1,マイネ(TEMPESTI社)
とても綺麗な発色が魅力のマイネ。Phoenixで扱う革の中でも明るい色が目を引きます。
少し張り感もある革なので、外縫いのバッグとか作りたいな、と思いつつ。
職業用ミシンでダーッと縫って終わりの佐倉には、マイネで外縫いバッグはちょっとハードル高めかも。作りたい気持ちはあるんですが。
あ、小物にもオススメです。
バッグの中で明るい色目のものは見つけやすいので、お財布やキーケースにぜひ!
サンプル帳・お試しA4サイズの革もございます♪
オレンジのカラーで縫わずに作れるとても簡単なキーケースを作ってみたら、カラフルポップなものが出来ました。ビタミンカラーが元気をくれます。って、書いといて画像は無いんかい!!?
ごめんなさい、撮り忘れました。(あー、怒られる💧)
仕方が無いので、皆様の想像力を駆使してくださいませm(__)m
商品説明の記事はこちら▼
2,六花(リゥファ)
取寄品で人気だった六花。ついに定番化しました!
ワックスリネンとポリエステルの2種類ありますが、どちらも発色が鮮やかなので、並んでいるのを見るだけで乙女心がくすぐられます。(ん?誰か乙女心で吹き出しましたね?)
ちょっと変わった名前が付いた色も多く、それも面白いな、と。
例えば、一目で真っ白ということがわかる「ホワイテストホワイト」なんて、わかりやすいですよね。
直訳すると、「一番白!白!」。これは絶対白い!!
これだけ色があると、わざと革と正反対の色を選んで縫うのもいいな。と思うのですが、目立つだけに手縫いが微妙な佐倉にはやっぱりハードルが………。(ごにょごにょ)
好きな革を好きな色の糸で縫うのが楽しいので、出来栄えは二の次なんです、ええ。
糸の種類と太さをそれぞれお選びいただけますので、ご購入の際はお間違いの無い様にご注文下さいね。
定番化&◯◯%OFFについての詳細記事はこちら▼
【朗報】六花を定番化します!!そして現行価格より値下げします!! マジ(・`д・´) & 糸の定番商品リニューアルのお知らせ
3,【Lized】ポリッシングワックス
ある日、当店の店頭指名率ナンバーワン(と佐倉が勝手に思っている)の 長嶋さん(@phoenix_nagashima) が「佐倉さん、これ使ったことある?タンニン鞣しの革ならピカッピカになるよ」と教えてくれた名品。
沢山の方にご注文いただきながら佐倉はまだ使った事が無く、長嶋さんが磨いた革を見せてもらってびっくり。
「 ピカピカやん(語彙力……) 」
コバに塗って、磨けばもちろんピカピカになるのですが、銀面はピカピカというよりもツヤツヤ。
(え、これ、スムース革の爪傷とか少しだけでも目立たなくなるんじゃ?)
大して伸ばしもいない佐倉の爪ですが、子供並みに薄いせいかバッグがよく傷だらけになるんです。
そのため選ぶ革は、イントレチャートで何か作るとき以外シボ革一択。
でも、こういうことができるワックスがあれば選択の幅が少し広がるかもしれません。
商品説明の記事はこちら▼
4,コロニル製 馬毛ブラシ
今年は、近畿地方の梅雨入りが5月29日とかなり早めでしたね。
昨年が6月14日頃でしたので、2週間以上早いことになります。
なんやブラシか、と侮るなかれ!!!!!
革製品全般のお手入れに役立ちます。(ホントニ!!!
とにかくお手入れの最初は埃を掃うのがポイント。
革が重なった部分や金具回りを優しく掃ってください。
どんなに高級で高品質なクリームも、埃が付いたままでは意味がありません。
例えるなら
化粧した顔にクレジングをせず、違う化粧を施すようなものです。
それにこのブラシ、お手入れだけではなく、先程紹介したポリッシングワックスを塗り込んだあとで磨くのにも良いんです。
大きめですが、女性でも持ちやすいので、興味をお持ち下さったのならぜひ。
ちなみに私が持つとこんな感じです。
Instagram投稿はこちら▼
5,コロニル製 ナノプロ 300ml
梅雨です。(さっきも言った)
急な雨に慌てないために防水スプレーはいかがでしょう。真夏もゲリラ豪雨とかありますので ”備えあれば憂いなし” です。
私は防汚目的でずっとこのコロニル製のスプレーを愛用しています。
なぜ、コロニル?他のでもいいよね?と言われたら、まあその通りなのですが。
個人的な実体験として、とにかく革に染みになりにくいと感じます。
ほとんど革製品の手入れらしい手入れをしない佐倉ですが(おいっ)、実は必ずやるのが ”買ってすぐの防水スプレーの塗布”と ”使ったらブラシで埃を掃う” の2つなのです。
私の使用方法は何回かに分けてとにかくたっぷりかけます。
かけて乾いたら、またかけるの繰り返しですね。
回数は決まっていなくて、革の様子を見つつ、気が済んだらストップ。
ただ、経験上デニムの色移りはちょっと防げないかも。
横井さんも「デニムの色移りを予防するのは難しい」と言っていたので、あっさり諦めました。
無理なものは無理なんでね、はい(笑)。
あ、室内での使用はご注意ください。
大量に吸い込むと肺障害を起こす恐れがあるので、必ず屋外で風上から風下に向かってご使用下さい。
6,セラフィーニテープ
実は、佐倉がPhoenixで最初に買った商品がこちら。
革が伸びるのを防ぐテープです。
Phoenixにスタッフとして勤務する前、自分で作った持ち手が伸びそうでどうしたらいいんだろうとネットで調べていてたどり着いたのが、Phoenixのブログでした。(以下に関連記事として載せました)
こんな物があるのか、と目からウロコ。
使い方は簡単で、伸びて欲しくない箇所の床面に張るだけ。
ただし、かなりしっかりした素材なので、これを貼った革に後から穴をあけようとかするとほんのちょっと面倒。
開かないわけではないですが、カシメで留めたい箇所とかがある場合、その部分は避けて貼った方が無難かなーと思います。
また、使用上の注意が2つあります。
佐倉のようにたまに作るだけだとなかなか減らないので、気づいたら粘着力が無くなっていた という事も。
ま、佐倉は気にせず、サイビノールとか使って貼ってますが(笑)
あと、夏とか、暑いところに置いておくと横にずれて歪むのでご注意ください。
この実体験から、梱包スタッフとして
Phoenixでは、できるだけ輸送中に歪まないよう厚紙を入れて発送しております!!
関連記事はこちら▼
7,模様カシメ【絹目(キヌメ)】
Phoenixには、よくある両面カシメや片面カシメのほかに模様カシメという、とっても可愛いカシメがあるのをご存知でしょうか。
(飾りカシメという変わったカシメもあるよ)
サイズ展開は無いのですが、10組1セット販売している同じシリーズのものが6種類あります。
佐倉がよく使うのは、紹介している絹目タイプ。
ちょっとしたアクセントになるのにバッグのデザインの邪魔にならない、程よい装飾感が気に入っています。
いわゆる片面カシメなので、模様が付いているのは頭パーツの方だけです。
近くで見ないと分からないのですが、たまにはいつもと違うものを使ってみたいな…となった時に、こういう商品があると思い出していただけましたら大変嬉しいです。
近くでみないとわからないみたいな。そういうの良いですよね。(だから、語彙力……)
関連記事はこちら▼
8,ベルト用 ピン穴あけ(楕円タイプ)
かつて佐倉がどれだけ食べても太らなかった頃、洋服もベルトもスッカスカ。ウエストでぐるぐる回っておりました。遠い昔の事です、ええ、本当に(遠い目……)。
で、洋服はお直しに出すとしてベルトはどうしていたかというと、錐で穴をあける!!!
佐倉の実家にはハトメ抜きなどありませんでした(というか、存在すら知らなかった)ので、革に穴をあけるとしたら『錐』しか思う浮かばなかったのです。
当然、前後の穴の間隔とか関係なく、自分に必要な箇所にあける。→めっちゃ不格好。
今考えるとオソロシイですね。なんて大雑把な。
なので、穴あけポンチやベルトセンターというものがあると知った時は衝撃でした。え、そんなプロっぽい物あるの?ベルト屋さんとかしてないけど、私でも買える?みたいな。
特にこちらは楕円になっているので、バックルのピンの納まりが良いのです。真ん丸でも悪くはない(錐よりははるかにまとも)けど、バッグのショルダーベルトを作った時、ちょっと感激したのを覚えています。
凄く些細な事ですが、使う道具って重要なんだと思いました。
関連記事はこちら▼
9,カタメール 透明(水溶性)
”こちらはガチガチに固まるわけではなく、形状を保ってくれるもの”と思っていただけると良いかと思います。
もっとカッチリさせたい場合は、アルコール性タイプがオススメです。
佐倉はコサージュ風の花を作って、花びらのカールをキープするのに使っています。
水で濡らした革で形を作りつつ、床面から刷毛でヌリヌリして乾かす。
作って数年経つものも乾燥したり割れたりせず、綺麗な状態を保ってくれています。
革独特の柔らかい風合いを残して造形を楽しむなら、こちらの透明の方かと。
恥ずかしいですが、私の作成です。こんな感じ↓
革を使ってバレッタを作ったりしている方にもお使いいただけるのでは、と思ったりしています。
アイディア次第で、使い方は様々!
関連記事はこちら▼
【バックナンバーシリーズ】2010年03月30日の記事:《道具》硬化剤が固まったら、、、&使い方(2022年3月7日追記あり)
10,FLINT ローラー【取寄品】
これは美しいローラーです。
佐倉はずっと幅広のローラーが欲しかったので、Phoenixでの取り扱いが始まった瞬間に「買う」と決めていました。そして買いました(笑)。
愛用はМサイズ。
クラフト社製 ローラーより幅が少し広めで重さのかかり方がいいのか、とにかく使い易い。
とはいえ、このあたりの使い勝手は人それぞれの好みがあるので、「へえー、そうなんだ」くらいに思っていただけると助かります。
ローラー部分の角も綺麗に面取り処理されていて、作り手のこだわりが感じられるところも、私は好きです。
ただ、ちょっとお値段がするのと、取寄品なので入荷までお待ちいただく必要があります。
ご注文後のキャンセルも出来ないので大きな声ではおススメしにくいのですが、幅広のローラーをお探しの方は選択肢の一つとしてご検討ください。
使えばわかる!上質ローラーです!
●まとめ
以上!
担当スタッフが完全な独断と偏見でおすすめ商品を”10個”選んでみた!! でしたー!
〜佐倉の独り言〜
6月末頃の夕方、あっきーさん(SNS更新でおなじみの)が言いました。
「佐倉さん、7月のRECOMMEND ITEM 10商品選ぶ?」
選びます。選びますけど、急すぎません?(笑)
とはいえ、せっかく頂いた機会です。やる気がでてきた佐倉でした。
やるからには結構頑張って文章も起こしました!
今回は、まだそこまでレザークラフトには詳しくなくて、という方に興味を持っていただけそうなものをピックアップしてみました。
エピソードからお判りいただけたと思うのですが、佐倉自身が「自分の足りない技術は、素材と道具の力で補ってしまえ」というかなりテキトーな素人レザークラフターなので、「レザークラフトってそんなに難しく考えなくても始められるよ」という気持ちが少しでも伝わるといいな、と思います。
それでは、皆様、素敵なレザクラライフを~♪
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